Motherのジャケット写真

歌詞

途中下車 (feat. ケンチンミン)

BUPPON

悲しみは何処に帰るだろう

喜びなら今に慣れるでしょう

言葉にしたら嘘になるのかも

もしもいつかここで会えたなら

不器用なパパと勝ち気なママの息子

デタラメなあの日々が宝物

身内の不幸 電話越しの訃報

久しぶりの会話がこれか だからこそ

狂った歯車にしがみついて

せめて自分を責めてって分かるけど腹が立つ

誰より先を急いだ背中が消えた

後ろに見えた俺はどんな顔してた?

連なった小さな過ちが

大きな時間となり押し寄せる波

損得じゃきっと寂しい人になり

自分が可愛くて可哀想な独りだ

話孤独の先 降りる駅はその次

透明な身体に こうも重い足どり

抗えない悲しみ 気持ちに尽きる

弟が最後見せた海の話が好き

悲しみは何処に帰るだろう

喜びなら今に慣れるでしょう

言葉にしたら嘘になるのかも

もしもいつかここで会えたなら

It’s so fast 天国に登った 1人の男

残した妻と2人の子ども

見せない涙 吐かない弱音

俺も堪える 溢れる夜明け

あの世の行きの改札 片道切符

山手線みたいに巡る魂

最期の挨拶もろくに出来ない私

生きて灯すよ 蝋燭の灯り

感情の置き場 葬儀場でwalk it out

腐るほどある心残りが

風に染みついた彼の残り香

乗せて宙に舞う春愁の落ち葉

人生は1度 別れは儚い

2時間焼かれ灰になった身体

線香をあげ 手をあわした墓場 またな

悲しみは何処に帰るだろう

喜びなら今に慣れるでしょう

言葉にしたら嘘になるのかも

もしもいつかここで会えたなら

  • 作詞

    BUPPON, ケンチンミン

  • 作曲

    yamabequo

Motherのジャケット写真

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アーティスト情報

  • BUPPON

    山口県出身。THE AXIS RECORDS主催。2009年に初音源となる12inch Single『SYNCHRONICITY』を500枚限定リリースし完売。待望の1st Album『蓄積タイムラグ』(2011年)と1st EP『明後日』(2013年)で、詩情豊かでありながらも一撃必殺の如き威力を伴う筆力と、その武器に説得力を持たせるラップの腕前を証明した。tha BOSS(ILL-BOSSTINO)の記念すべき1st Solo Album『IN THE NAME OF HIPHOP』(2015年)では精鋭の一人として客演に参加し、大きな足跡を残す。後に盟友となるKojoeと初共演したのは2017年発売の2nd Album『LIFE』。以降タッグでの制作を開始し、2019年にはKojoeがディレクション、illmoreが楽曲プロデュースを務めた3rd Album『enDroll』をリリース。従来と異なるサウンドへのアプローチに挑み、新たな音楽性が開花する。同年に2nd EP『I’ll』を発表した後も、MuKuRoやgerardparmanなど注目アーティストの客演に参加するなど精力的な活動を展開。2022年にはKojoeとSoulflex所属のシンガーZINとのjoint Album『Scent』を世に送り出し、日本におけるHip HopとSoulのクロスオーバーの新たな可能性を提示した。そして2023年10月末、J.Studioから他界した母に捧ぐ4th Album『Mother』を発表。マイク稼業の矜持と母親への心情を熟達した表現力で描出し、遂にその技量は無二の高みへと到達する。さまざまな出逢いや別れを経て、変化でなく進化を続けるBUPPON。その歩みは今日も続く。

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J.Studio

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