

おや おや
その 筆
ただ者じゃ
なさそうだ
おや おや
その 言葉
埋もれさすにゃ
惜しすぎる
長屋の 隅に
眠る 才
それじゃ 江戸じゃ
くすぶる ばかり
絵でも 言葉も
歌でも よし
人の 心を
動かしゃ 勝ち
隠して おくにゃ
惜しい 技
見せて なんぼの
この 浮世
褒められたさも
悪かない
それで ひとつは
花が 開く
おぬしの 腕を
引っ込めるな
見抜く 目なら
ここに ある
名を 上げたさ
あるのなら
今が その時
打って出な
べらぼう
べらぼう
見せてみな
その 腕前を
見せてみな
江戸の 町で
名を 上げな
くすぶる ままじゃ
終わりゃせぬ
べらぼう
べらぼう
打って出な
その 一筆で
打って出な
見抜く 目が
ここに ある
ならば 恐れず
出てきなよ
吉原 抜けりゃ
風が 鳴る
噂と 流行が
道を 行く
本でも 絵でも
売れりゃ 花
されど それだけ
じゃ つまらぬ
人の 涙も
笑いも 恋も
混ぜて 描けば
色に なる
埋もれた ままでは
知れもせぬ
出せば 町じゅう
口に する
夕べに 書いた
その 一筆
明日の 江戸を
塗り替える
無名の ままでは
終わらせぬ
認める やつが
ここに いる
知れる 知れぬは
運も ある
されど 出さねば
始まらぬ
響く 言葉は
すぐ 広がる
江戸の 町は
そういう ところ
べらぼう
べらぼう
見せてみな
その 腕前を
見せてみな
江戸の 町で
名を 上げな
くすぶる ままじゃ
終わりゃせぬ
べらぼう
べらぼう
打って出な
その 一筆で
打って出な
見抜く 目が
ここに ある
ならば 恐れず
出てきなよ
へい へい
引っ込むにゃ
まだ 早え
その 一言が
町を 変える
その 一筆が
流行を 呼ぶ
知れる 知れぬは
さて 置いといて
出さねば 江戸にゃ
残りゃせぬ
埋もれたままじゃ
花にゃ ならぬ
べらぼうめって
笑わば 笑え
後にゃ その名で
町が 沸く
さあさ 見せなよ
隠すなよ
才って やつにゃ
風が いる
見抜く やつとの
出会いが あって
初めて 光が
当たるもの
おや おや
よい 才だ
それなら 江戸へ
出してみな
今日の 無名も
明日には 花
べらぼうな 夢
見せてみな
- 作詞者
Liminal Reverie, shintaro
- 作曲者
Liminal Reverie
- プロデューサー
shintaro
- 共同プロデューサー
Liminal Reverie
- プログラミング
Liminal Reverie

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べらぼう
Liminal Reverie
「べらぼう」 は、江戸の出版文化や町人の熱気に着想を得て制作した、キャッチーな江戸HIPHOPです。
蔦屋重三郎を思わせる“才を見抜き、世に送り出す力”をテーマに、埋もれた才能、承認、成り上がりの気配を、勢いのあるビートと和の響きに乗せて描きました。
江戸の町を行き交う噂、商い、色気、野心。
その渦の中で「名を上げたい」「見つけられたい」と願う心を、現代的な感覚で鳴らした一曲です。
タイトルの「べらぼう」には、江戸っ子らしい啖呵と勢い、そして時代を突き抜ける痛快さを込めました。
なお、「べらぼう」という言葉の語源には諸説ありますが、その一説には、江戸の見世物で評判になった異形の者「便乱坊」に由来するという説もあります。
アーティスト情報
Liminal Reverie
**Liminal Reverie(リミナル・レヴェリー)**は、 「現実と夢のあいだ」をテーマにした インストゥルメンタル・プロジェクト。 昼と夜のあいだ。 賑わいのあと。 現実と夢が、まだ分かれきらない瞬間。 そこに残る気配、余韻、空気を音にする。 和と洋、対になる二つの軸を持ち、 和:江戸lofi 洋:Liminal Reverie それぞれ異なる世界観で楽曲を制作している。
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