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江戸の夏の夜、路地を歩く金魚売り。
桶の中で揺れる赤は、売り物でありながら、わっちの胸に秘めた想いでもありやす。
声を張り上げて売り歩けど、
ほんに届けたい相手には、どうしても言葉が届かぬ。
売れてしまえば遠ざかり、
残れば残るで、この胸が苦しくなる。
金魚に重ねた、言えぬ恋。
揺れる水面に映るのは、夏の灯りと、届かぬ想い。
江戸の静かな夜に溶けるような、
ひとひらの恋の音にござる。
**Liminal Reverie(リミナル・レヴェリー)**は、 「現実と夢のあいだ」をテーマにした インストゥルメンタル・プロジェクト。 昼と夜のあいだ。 賑わいのあと。 現実と夢が、まだ分かれきらない瞬間。 そこに残る気配、余韻、空気を音にする。 和と洋、対になる二つの軸を持ち、 和:江戸lofi 洋:Liminal Reverie それぞれ異なる世界観で楽曲を制作している。