明日になれば
この雨は止むのかな
明日になれば
この気持ちは晴れるかな
明日が在れば
この部屋を片付けて
明日が在れば
夕暮れには家を出よう
晴れるかな
明日になれば
言いたいこと言えるかな
「君がいれば」
飽きもせずに夢に見る
朝が来れば
ただ朝焼けに目を細めて
夜が来れば
川沿いの道で歌おう
春が来れば
別れの青さを胸に秘め
冬が来れば
思い出の中で眠ろう
明日へ展く瞼を希望と呼ぶのなら
今は真っ直ぐに見られない
過去には意味がないのかい
わからないんだ
全部忘れなくてもいいよ
まだ胸が痛いから
遠く、遠く、
歌い続けてる
また、新しい何かを選べるまで
今を生きるから
- 作詞者
kono
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夕立 (feat. 可不)
kono
ボカロプロデューサーkonoが、2025年5月10日にニューシングル「夕立」をリリースする。
2024年4月から音楽活動を開始し、6つのオリジナル曲をリリースしてきたkono。
本作は、これまでと同様、konoが作詞、作曲、編曲を担当。CeVIO AIソングボイス「可不」を利用した楽曲となっている。
今回リリースする夕立は、「再出発」をテーマとした楽曲だ。
沈んだ心と向き合い、再び歩き出す人間の心模様を”家から出ること”と、”雨が止むこと”に例えた詩となっている。
曲中には、雨音や多様な生活音が組み込まれ、その変化によって人間の心の機微が感じられる。そして終盤には曲調がガラッと変わり、様々な感情を抱えながら前を向いて歩き出す”決意”が、壮大な音楽と歌詞で表現される。
タイトル「夕立」には、どんな苦悩も一過性の雨、つまり「夕立」であると信じ、再び歩き出すことを選び続ける人生の尊さが込められている。
傘も持たずに雨の中を行くあなたへ、ぜひ聞いていただきたい一曲だ。
