PRISMATIC NOMAD LOVEのジャケット写真

歌詞

SHIOSAI -潮騒-

NOMAD POP

叶えられたとしたなら素敵なことを

当て所なく ただ語り合った僕ら

風が吹く

叶えられないと知ったこと

沢山あるよ

当て所なく 答えを探す余裕も

もてないようです

きらきらとしてる 海の夕陽には

明日さえわからない

気持ちはうつらずに

時を重ねるごと

なにかを失くすごと

絵筆で描いた思い出 着飾っている

「いつか会えたのなら」と

期待などしたの

潮騒 髪を撫でて口づける

忘れられたとしたなら楽になること

平気なフリで積み重ねてく

飽きもせず

あべこべ かたこと 海の遠くでは

幸せを願う人魚が月を見る

歳を重ねたこと

痛みに慣れたこと

伝える日はおそらくこないでしょう

いつか会えたのなら

気さくな挨拶を

潮騒 まぶた閉じて浮かぶ

名もない感情が僕らを責めたてる

絵筆で描いた思い出 連なっていく

冷たい涙なら波風さらってと

潮騒 語りかけた わけもなく

目を覚ます そのたび見る

詩を綴る 行く先もないまま

行こう 彼方へ

もう白波 遠くへ凪いだ

時を重ねるごと

涙が枯れるごと

僕はずるいな

思い出 着飾っていく

いつかの約束も

感じた永遠も

どこまで守れるだろう

やがて日暮れに咲く花が

その身を燃やすように

あなたを想って

物言わず枯れたいんだ

空を見上げる頃

何かが変わる頃

潮騒 風になりて吹きぬける

  • 作詞

    鮫島竜輔

  • 作曲

    狩野龍太郎

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日本固有の叙情性と近未来感を融合させる5ピースバンド、NOMAD POP。インディーズレーベル『HYPE』加入後、本格始動となる1stミニアルバム『PRISMATIC NOMAD LOVE』をリリースする。
緊急事態宣言下フルリモートで制作された本作は、存在の肯定を貫くエレクトロチューン『ラ・ラ・ライツ・カメラ・アクション』、傷ついてもなお求めあう美しさについてのアンセム『にんげんさんか』など、先行シングルを含めた全5曲を収録。新曲には、思い出を美化してしまうやるせなさを海辺に歌う『SHIOSAI / 潮騒』など音像・歌詞ともに広がりを見せる3曲が収められる。
一つのプリズムが異なる色を反射する構造に着想を得ており、「それぞれ違ったままで一つであり、影響を及ぼしあっている」ことを象徴する強烈な楽曲群となっている。
また、ミニアルバムリリースを記念して12月17日(木)にワンマンライブ『PRISMATIC NOMAD WORLD』@吉祥寺Planet Kを開催予定。新型コロナウイルス対策のガイドラインを遵守し、未収録曲同梱の限定盤などこの日しか手に入らないグッズが展開される。

過去プレイリストイン

SHIOSAI -潮騒-

Spotify • Edge! • 2020年12月9日
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