Lyric

星篝を いくつも織り込んで

波が寄せて 返して 寄せて

ゆるい風を ひととき追いかけて

導かれるように ここに来た

夜が 怖かったんだ

怖い夢に 足を取られそうになって

今は どうなったかな

ふと 気がついた

隣に あなたがいた

流れ着いた思い出

流れ着いた喜び

やがていつか 還る時がくる

でも 時の中で あなたに逢えた

この歌を 聴くたびに

思い出すのでしょう

逢魔ヶ刻 とっくに過ぎ去って

月灯りが ゆらゆら 揺れて

沈む足を 少しだけ気にして

導かれるように ここに居る

あなたが 怖かったんだ

私なんか 嫌いなんて言われそうで

今は どうなったかな

もう 手を繋ぐことすらも

できないな

流れ着いた悲しみ

流れ着いた痛みも

やがていつか 還る時がくる

でも 時の中で あなたに逢えた

それだけは

忘れないでいたいと 思える

嗚呼 もう 気づいてたんだ

フィルムに残せない

ものがあること

嗚呼 もう 気づいてたんだ

過去にしがみつくには

遅すぎること

流れ着いた全てが

流れ着いた全てが

やがていつか 還る時がくる

でも またいつかは あなたに逢える

その日まで 歩き出す

歩き出せるから

大丈夫 いつかまた

あなたと還る場所