Loud to Sleep
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ユーラシア大陸に大きく横たわり、雄大な自然に囲まれた神秘の国、ロシア。その厳しい冬の気候のように、冷たく研ぎすまされたサウンドでポストロックの新たな可能性を切り開くインストゥルメンタルバンドJet Planeによる世界デビュー作となる名盤「Loud to Sleep」がついにリリースされます！
バンドのオリジナリティーを象徴する楽器、バグパイプ（！）の幻想的な音色をフィーチャーしたオープニングチューン「laurel trees/21 guns」やアルバムタイトルチューン「loud to sleep」で聴ける、壮大で時にナイフのように牙を剥ける破壊的なサウンドは、まさにロシアのGodspeed You! Black Emperorと呼ぶにふさわしい。そして、5曲目「sundog」で魅せる王道インストゥルメンタルロックサウンドはMOGWAIの名曲「Two Rights Make One Wrong」に勝るとも劣らないマスターピース。
ギター、ベース、ドラムという一般的なバンドサウンドに、前述のバグパイプ、ヴァイオリン、グロッケンシュピールで色付けされた「必要な音」だけで奏でられるストイックな世界観。たった7曲、されど60分を超える壮大なストーリーは、まさに現代の「失われた時代」が生んだ「世界一、美しいパンクロック」と言えるだろう。
今、この時代に必要なのは「Jet Plane」という名の武器である。
Apple Music • インストゥルメンタル トップアルバム • ロシア • 117位 • 2023年11月25日アーティスト情報
Jet Plane
2009年にロシアの都市ブリャンスクにて結成されたインストゥルメンタルロックバンド。メンバーはSergey Sapunov, Max Berezko, Igor Zyuzko, Konstantin Kiselev, Dima Bulavintsevの5人。ギター、ベース、ドラムという一般的なバンドサウンドにバグパイプやヴァイオリンを加える事で、バンドのオリジナリティーを確立。ロシアの厳しい冬の寒さを象徴するかのような、壮大でエモーショナルな楽曲を制作している。 2010年、ドイツのレーベルOxide Tonesよりデビュー作となるEP「Shelled」をリリース。2012年には同レーベルよりファーストアルバム「All The Static Stars」をリリースした。2013年、The Sirens Soundのコンピレーションアルバム「Ode to an Unspoken Movement」を通じて、セカンドアルバム「Loud to Sleep」収録曲となる楽曲「Sundog」を発表。2014年、全世界リリースとなるセカンドアルバム「Loud to Sleep」をRicco Labelよりリリース。2016年、Takahiro Kido（Anoice）をミキシングエンジニアに、KASHIWA Daisukeをミキシングエンジニアに起用したサードアルバム「Pipe Dream」をアメリカのFluttery Recordsよりリリース。2018年には再びホームをRicco Labelに戻し、4枚目のアルバムとなる「Falls Feather」をリリースした。 Jet PlaneのサウンドはMogwaiやSonic Youthなどのアーティストに代表される、ポストロック、シューゲイザー、アートロックの影響を受けた研ぎすまされたクリーントーンで構成されているが、時に前述のバグパイプやヴァイオリンなどの楽器、または歪んだギターサウンドを使用する事により、民族的な、時には破壊的な世界観を創造する事に成功している。
Jet Planeの他のリリース
Ricco Label
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