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我が家に双子が産まれて、いよいよ3歳の誕生日を迎えます。 それまでに3人の兄姉を育ててきましたが、双子の育児は想像以上に過酷なものでした。
予定日より1ヶ月早く産まれた二人は、当初呼吸が浅く、揃ってNICU(新生児集中治療室)に入ることになりました。GCU(継続保育病棟)に移ってからもミルクを飲む力が弱く、退院できる日まで、私たち夫婦は毎日病院へ通いました。声をかけながら一生懸命にミルクを飲ませた日々を、今でも鮮明に覚えています。
0歳の頃は、夜泣きや吐き戻しで毎晩眠れない日々が続きました。 0歳から1歳にかけては、二人揃って、あるいは交互に病気にかかり、何度も救急外来へ足を運びました。入院病棟を去る際、泣き叫ぶ息子に後ろ髪をひかれる思いで帰路につきました。退院したその翌日にまた入院が決まって、救急の待合室で途方に暮れたこともありました。
1歳半の頃には、二人揃って新型コロナウイルスに罹患し、面会不可の状態で入院となりました。「子供たちは大丈夫だろうか」と、退院の日まで不安に押しつぶされそうな毎日でした。 退院後も、一人が朝方にけいれんを起こして救急車で搬送されたり、もう一人が小児喘息と診断され、毎晩吸入器が手放せなかったりと、気が休まる暇はありませんでした。気圧の変化で息が苦しくなる息子のため、常に雨や台風の情報には神経を尖らせていました。休日、突然耳から血が出たときには、診察してくれる病院を探し回り、処方された薬を求めて車で何軒も薬局をハシゴしたこともあります。
2歳になり、病気にかかる頻度が急に減りました。ご飯をもりもり食べ、たくさん走り回り、笑い、どんどん成長していく双子たち。 この3年間、「しんどい」と思ったことは数えきれないほどありますが、「もう嫌だ」と思ったことは一度もありません。子供の病気がうつって苦しい思いをしたときも、彼らを恨めしく思ったことなど一度もありません。
そんな3年間の多岐にわたる思いを、たった2分少々の楽曲に込めるのは正直なところ困難でした。しかし、これまでの歩みを振り返る中で湧き上がってきた、心配、不安、愛情、喜び、励まし、失敗、そして期待。それらすべての感情を凝縮して、この曲が完成しました。
楽曲の1番には産まれる前の両親の期待を、2番には3歳の誕生日を迎える今の私たちの思いを詰め込んでいます。アウトロはわずか8小節ですが、この3年間の回想と、元気に成長してくれた喜びを表現しました。【以下、歌詞】
(1st)
双子で舞い降り 十月
そろそろ二人に 会いたいな
どんな顔で どんな声で
笑って 泣いても
何があっても 何もなくても
大好きだから 心配しないで
だからお願い 元気で生まれて
Happy Birthday Happy Birthday
双子が生まれる
一度に生まれる 命の奇跡
名前はいろいろ 考えたけれど
二人の名前は 似たものにしよう
(2nd)
双子で生まれて3年
二人の個性 分かってきた
顔も 声も 二人は そっくりで
見分けが つかないと
言う人いても ママは知ってる
性格違う 別人だから
比べられても 気にしちゃダメだよ
Happy Birthday Happy Birthday
双子が生まれて
家族が二人も 一度に増えた
一番一緒にいる家族だから
二人で仲良く 力合わせて
子どもと子育て世代向けの楽曲を制作しています。 子ども5人の育児を9年間ずっとしてきました。子ども向けのNHKで流れる楽曲を山ほど聴き、自分でも作ってたくさんの子どもやそのご両親に喜んでいただきたいと思い作曲を始めました。
ダブル・ミラクル