彼女十七歳
北国生まれの地味なヤツ
いつも抱えてる
大きな荷物に小さなナイフ
四月
人生は出会いと別れの繰り返し
息を潜めてる
誰とも会わずに帰ります
ページを捲るように
季節は流れてゆきません
いつも長袖を着てる君
気が触れてしまうまで春の空の心
拝啓
送らない手紙を書いては破ります
いつも朝が来て
少しだけ眠って出かけます
ページを捲るように
心は晴れてはゆきません
いつも長袖を着てる君
臆病で退屈な美しい花びら
彼女十七歳
北国生まれの地味なヤツ
いつも抱えてる
大きな荷物に小さなナイフ
- 作詞
TOKYO TOWN SHALALA
- 作曲
TOKYO TOWN SHALALA
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十七歳
TOKYO TOWN SHALALA
東京を中心に活動するフォークロックデュオ、TOKYO TOWN SHALALAのニューシングル。今にも壊れてしまいそうな心を抱えた十七歳という時期を過ごす(過ごした)全ての人に送る今作は、駆け抜けるようなフォークロックチューンながらも印象的で不穏な言葉が時折顔を覗かせる、シャララらしいクセのある仕上がりになっている。
また、漫画風の印象的なジャケットは青林工藝社から『めだかのこ』を上梓したばかりの新鋭漫画家、若草ヒヨスによる書き下ろしイラストが使用されている。
アーティスト情報
TOKYO TOWN SHALALA
日本のロックバンド、フォークデュオ。池田敦也(ギター・ボーカル)、髙井絢加(キーボード・ボーカル)を中心として2021年より活動開始。東京の多摩地域からピュアネスでフォーキーなサウンドを軸に作品を発表。2021年自主制作アルバム「TOKYO TOWN SHALALA」、2024年に渡邊文武氏(サニーデイ・サービス・テツコ等ディレクター)が主催するレーベル「部室」より全国流通版アルバム『シャララな季節』をリリース。収録曲が音楽評論家・youtuberみのミュージックMCのラジオに取り上げられるなど次世代フォークロックの注目株。
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