あゝ気怠い朝むせ返るような暑さに
あゝ涼しい風氷のような君を想う
グラウンド包む陽炎揺らめいて
プールサイド走る季節がやってくる
無理に難しく考えなくても
世界は既に薄く色づいて
瓶に詰めこんだガラス玉に君をみた
シュワシュワ音を奏でる青春
気づけばふわり好きになっていた
階段に影落とす太陽も笑ったんだ
あゝ夏は止まらない汗もそのままに
君に想い伝えなきゃな
あゝぬるい夜風人混み嫌うあの子に
あゝ近づきたいな祭囃子が遠ざかる
遠くで跳ねる花火煌めいて
2人の影と気持ちを照らし出す
胸にしまった言葉を全て
夏の夜空に打ち上げられたら
君の浴衣姿を来年も見ていたな
シュワシュワ弾けた僕は既に
知ってたこれが最後の夏だと
今しかチャンスはないよね
そう分かっていたんだ
時に炭酸と少しの愛が
世界をこんなに変えてしまうなんて
君がアイスと溶けて
なくなってしまう前に
シュワシュワ心地良い音さえも
いつかはやがて聴こえなくなるよ
一度開いた蓋が
締まることはないから
あゝ噛み付いたレモンに
歯の跡は残ったまま
あゝすぐに気の抜ける
炭酸の日々を
夢中で駆け抜けてよ
君に想い伝えなきゃな
- 作詞
山田 えだまめ
- 作曲
山田 えだまめ
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名古屋発ポップバンド パグズアイニー
1st EP『PUGS AI NI』
1. vermilion
2. たとえゾンビになったって
3. 時に炭酸と少しばかりの愛
アーティスト情報
パグズアイニー
名古屋発4ピースバンド パグズアイニー 「ポップからロックまで、ジャンルに囚われない柔軟さが魅力のバンド」 ~目まぐるしい日々の中で、どんな時でもあなたに寄り添える音楽を~ 2021年5月15日名古屋にて結成 Vo./Gt. 山田えだまめ Gt. モリケン Dr. tOmOKinG
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