歌詞

静かな街の片隅で

一人きり見上げた空

通り過ぎる笑い声が痛く響いた

ぼやけた夢の輪郭を

指でなぞっては繰り返して

今日も憧れはただ眩しすぎるの

強がるのも慣れた 本当は怖いだけだったんだ

何を信じればいいのかも分からなくて

ただそれでも明日は見ていた

鏡の中の私は誰？自分に問いかけてみる

モノクロームの世界で 消えそうな声で

私は私で歌い続ける

誰の物語にもなれそうになくても

私の色を探して

夜明けを待つ

窓越し月を眺めて

街の声なんか届かなくて

こんな静けさもどこか好きだった

夢の中1人でどれだけ叫んでみたって

届きそうにもなかったけど

相変わらずまだそれでも明日を見ていた

モノクロームの世界で 消えそうな声で

私はここで確かに生きている

誰の物語にもなれそうになくても

涙が落ちたそこには

花が咲くように

強くなんてなくていい 弱さ全て愛せばいい

何か信じるその前に 自分になれていれば

鏡の中の私はあの頃より笑って見えた

モノクロームの世界で 消えそうな声で

私は私で歌い続ける

誰の物語にもなれそうになくても

私の色を探して夜明けを待つ

この歌が誰かに届きますように