Lyric

ああ もしも君のいない

この世界を

上手く歩けていたら

許してくれたかな

十字架っていうには

あまりに軽すぎて

君のいない現実がただ続くだけ

背負うんじゃない

もうとっくに

僕の存在が罰なんだ

息さえ酷いよ

いっそ心を抉って

君の記憶で

君の色で

もう満たしてしまってよ

瞬きひとつで

世界が続いてくだけで

どうして僕だけが

君の時間を生きているの

もういっそ

ああ もしも運命なんて言葉だけで

片付けられたのなら

楽になれたかな

でも選んだのは僕だ

この愚かな道も

君ならきっと

光に変えられたんだろう

足跡じゃない

もう とっくに

僕の選択が過ちだ

ああ 声は届かない

分かってる

姿は見えない

知ってるよ

君なら ここで笑うかな

君なら ここで泣くのかな

ああ また君の影をなぞる

僕には僕がもういないよ

綺麗だやめてよ

思い出の中で

これ以上優しく

僕を縛らないで

本当の事を教えてよ

きみのせいじゃないなんて

気休めはいらない

だからもう この体をあげるから

君がもう一度

この世界で息をしてよ

叫んで

藻掻いて

やっと気がついたんだ

僕が生きる

この"痛み"こそが"君"だった

「さよなら」は言わないよ

君は"此処"にいるから