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歌詞

氏神

Lil Hyvää, zohryu, 歌愛ユキ

夜汽車はゆくよ

夜の静寂を抜けて

夜汽車はゆくよ

降り立ったことない街抜けて

夜汽車はゆくよ

たゆたう煙を抜けて

夜汽車はゆくよ

山山山山の奥を抜けて

標高、緯度、経度

仄明るいトンネルを登っていく

灯籠の灯る木々の間に浮かぶ赤い眼

冷蔵庫と有限会社の看板の廃棄物

ふと驚いた大きな影が

巨大な猫だって気づいたとき

この世のものかさえ分からない

きっとこの山の氏神様

灯籠の灯る木々の間に浮かぶ赤い眼

どうもここ現世かどうか分からなくて

僕はこの目の前の景色、本当って捉えたい!

  • 作詞者

    Lil Hyvää

  • 作曲者

    Lil Hyvää, zohryu

  • ミキシングエンジニア

    zohryu

  • マスタリングエンジニア

    zohryu

  • ボーカル

    VOICEVOX:ナースロボ_タイプT

  • プログラミング

    zohryu

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Lil Hyvää, zohryu, 歌愛ユキ

もう巡り合うことのない存在たち
その別れを空気の揺れに代入してゆく
いつか再び巡り会いたい気持ちさえ
鼓動とともに、痛みを伝えてゆく

傷ついた翅の天使
月日を経て再生していく
凍てつくような淋しい森の上空
赤い眼の虫がその過程をじっと見守って

アーティスト情報

  • Lil Hyvää

    SSW・ボカロP Lil Hyvää (リル・ヒューバー) 2019年にシンガーソングライターとして活動を始め、近年はVOCALOID楽曲を制作し、 いめ44やzohryuなど、海外ボカロ・シーンにて歌詞提供・歌詞翻訳を行っている。 名前の由来はフィンランド語で『good』を意味する"Hyvää" に、2019年頃のヒップホップ音楽シーンで名義としてよく使われていた"Lil"を合わせたもの。

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    Lil Hyvääの他のリリース
  • zohryu

    エレクトロニカは永遠に生き続ける――それが、Zohryuが信じるメッセージ。 2021年の 「Papillon」、2022年の 「éphémère」 という二つのアンダーグラウンド・エレクトロニカ・コンピレーションの創設者、主催者、そして参加者。 最近では、Lil Hyvää と meillei(@meilleipiano)の助力と技術を得て、ダークファンタジー・ドリームコア・アルバム 「THANATOS」(2024) を制作・リリース。 彼が追い求めるのは、霞がかった物語の奥深くに宿る、かつてのネットレーベルの夢の幽玄なる残響―― 「ネットスフィア・エレクトロニカ」 の物語である。

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  • 歌愛ユキ

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Siren for Charlotte

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