羽化のジャケット写真

歌詞

硝子球

行方不レ知

街に息づく声が響いた

例え話も今なら許せてしまう気がして瞳を閉じた

雨粒に映り込んで 拡散されていく私たち

知らないところにいるあなたのことを 思い出すまでもなかった

誰かの幸せが誰かの不幸せで成り立ってしまう

色のない世界に 色の無い花びら 錆びた匂いが鼻にしがみついた

羽を広げることの出来なかった 記憶の行先

うまく息が出来ない 消せない 消えない 傷だらけ

透かして魅せたら触れられるかな

秘密が秘密を保てなくなった時

それでも言えた言葉のはずなのに

愛着がわかないうちにすべてを捨てて

もしかしての可能性 全部を知ってしまいたい

取り返しなんてもうつかないことわかりきっていて

記憶の中でくらい笑っていればいいのに

君はいつもそうやって笑わないんだね

君はいつもそうやって泣いているんだね

君はいつも 君はいつも 君はいつも

ありふれたものよりもすぐそこにある世界 視界は不明瞭

空っぽだと言えばそれまでだった

この水路を辿っていけば帰ることが出来るのかな

二人で海になったら次はどうしようか

さよならが教えてくれたことは 君がいたから忘れていただけで

本当はずっと知っていたはずなんだ

このまま 沈んでしまえばいい

  • 作詞

    行方不レ知

  • 作曲

    新山セル

羽化のジャケット写真

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アーティスト情報

行方不レ知

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