Lyric

いつものように目が覚める違う朝

相変わらずな寝顔で気楽だなぁ

眺めると少し揺らぐ心臓

いつかこうなる事は

わかっていたきっと

ありふれた日常こそ尊くて

幸せだってことに気がついていた

それでも違う道へ向かうのは

大切なことがあるんだ二人には

なのに思い出しちゃうな

こんな時に限って

くだらない事ばっかりさ

ワンルームにしては物が多すぎるんだよな

洗濯機詰めすぎてガタガタ言ってるよ

散らかった部屋は二人の足跡

ゴミ箱溢れたウィスキーとワインの空き瓶

物に残らない中身こそ

なによりも大切だったってこと

「さよなら、またどこかで」

なんて

失って気がつく前に

終わりをキャンバスに思い描くよ

そしたら

連続する今日すらも

きっと特別な日に感じるから

いつか

未練を曲にする前に

別れを想像して歌にするよ

そしたら

今隣にいることすらも

ありふれない奇跡だから

それでも

時が経てば日常になって

すれ違い繰り返して

口を聞かない日があって

涙流して仲直りしたって

失う前から気づいていたこと

失った後に傷ついてしまう

身勝手な過ちを繰り返さぬよう

今、この部屋で詩を書きます

これからの未来を歌い続けます