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名古屋出身で東京を拠点に活動するラッパー・lymphは27日、ニューシングル「iCarly」をリリースした。
断片をすくい上げるような抽象的なリリックと、浮遊感のあるフロウを持ち味とするlymph。今年3月には、横浜在住のSSW・safmusic、イングランド出身で台湾を拠点に活動するkilodeyらをプロデューサーに迎えたフルアルバム「Yes no Yes」をリリース。国内オルタナティヴ・ヒップホップシーンの先端を担う作品として話題を集め、その存在感をさらに強固なものにした。
今作「iCarly」のプロデュースは3icrowaveが担当。ミックス/マスタリングはksr:3が担当した。海外の楽曲やドラマカルチャーからの影響を受け、制作されたトラックとlymphの抽象的なラップが淡く交差していく。現実感とインターネット以降の感覚が曖昧に混ざり合うような一曲に仕上がっている。
危うさとユーモアを同時に携えながら、lymphは誰よりもラフに、どこまでも落ちていくようにラップする。
lymph: 名古屋を拠点に活動するラッパー/ソングライター・サンプリングを多用した抽象的なアプローチと、極めてパーソナルなリリックで知られる。都市生活における孤独と、自己の内面にある真実の「対話」の探求をテーマとした作品群は、日本のエクスペリメンタル・ヒップホップ・シーンにおいて独自の地位を確立している。