Lyric

夜が息をひそめる　足音が遠ざかる

見上げた空に　星の軌跡が滲む

心の奥で　まだ眠れない夢

誰にも言えない想いが　こぼれそうになる

交差点に浮かぶ　いくつものシグナル

ネオンが描く　迷いのシルエット

言えない言葉が　唇の裏側で

かすかに震えて　夜を揺らしてく

閉じ込めた気持ち　解き放つように

闇に輝く　一筋の光

まだ見えない未来に　手を伸ばしたら

夜明け前の　小さな奇跡を信じたい

いつだって迷ってる　だけど止まれない

ビートが刻む鼓動　声にして放て

人混み抜け出す　この街のジオラマ

言い訳よりも　可能性に賭けるさ

アスファルト踏みしめ　加速するステップ

交差点のライト　次々変わるフェーズ

視線の先に　浮かぶ微かなゴール

まだ仮想の地図でも　諦めたくはない

背負った弱さと　積み上げたプライド

両方混ぜたら　俺の道が開く

夜が深いほど　星は鮮やかになる

この瞬間こそ　俺が本当に生きる

戸惑いを抱えても　踏み出してみる

夜の静寂に　解き放つ声

いつかこの影さえ　光に染まるから

星降る空を　ただ追いかけてゆく

遠ざかる街灯が　朝に溶け出して

ガラス越しの景色も　少し色を変える

そっと瞳を閉じ　深呼吸をしたら

また一歩だけ　昨日を超えていける