Lyric

静まる都会に　夜の帳が降りる

路上に浮かぶ　淡い月のかけら

息をひそめて　見つめた行き先は

まだどこにも　決まっていないけど

窓辺に映る　わたしのシルエット

優しい灯りが　涙をこぼす

遠い記憶が　声をかけるたび

立ち止まっては　また歩き出すの

迷ったままで　小さな光を探す

闇が深いほど　星は際立つから

どこにいても　つながる想いがある

この瞬間　信じて進んでゆこう

ビートが刻むリズム　鼓動とリンク

頭の中で　ノンストップでスピン

急ぐ足音が　アスファルトを鳴らす

汗ばむ手のひら　意志はまだ揺らがず

抑えきれない衝動が　熱を帯びる

見えないゴールでも　追いかけて走る

雑踏の雑音も　アイデアに変えて

迷いを武器にして　自分を奏でる

気づけば景色は　すでに真夜中

心の隙間埋めるために追いかけた

過去の傷も希望も　混ざり合う夜

一瞬の閃きが　俺をまた呼ぶ

誰もいない　深夜の交差点で

見上げた空が　未来へ続くように

不確かなものに　手を伸ばすだけで

心の奥が　ほんのり光るんだ

そっと耳を澄ませば　鼓動が響く

孤独と希望のメロディが　重なって

ほんの少しずつでも　夜は明けるから

まだ止まらないで　まだあきらめないで

街は息を吹き返し　夜明けを迎える

曇った窓も　朝日で染まってく

この胸に秘めた　約束のかけら

「また会えるよ」　そんな気がしてる