Release Date: 2017/07/17
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大阪梅田、日本で 1 番多くラップしているサイファーがある。
間違いなくその輪っかは、 2017 年時点のフリースタイルブームの 1 つのマスターピースだ。
マスターピースを構成する要因として、数人の MC がいる。
その中のキーマンである「KZ」と「doiken a.k.a. Kenny Does」が 5 年ぶりに「KZ and doiken」で、アルバムをリリースする。
5 年前に FREE EP でリリースした 2 人の「Plain」は 10,000 DL を記録した。
後ろ盾や無駄な話題性を、いっさいまとわなかったシンプルな EP だった。
ただ、今からすればそれがいい結果となり、口コミで広がり続け
良識を多く持つリスナーと 2 人のコミュニケーションを生んだ。
その後、リリースしたお互いのソロの FREE EP も快く受け入れられた。
KZ 「For Whom the Bell Tolls」が 6,400 DL 、 doiken a.k.a. Kenny Does の「New Basic」が 5,100 DLだった。
この 5 年間、大阪の中心地から車で 1 時間半、 田舎と住宅街が緩やかに交わる地域の
高台にある DFBR というスタジオで、2 人はずっと以前と変わらずに曲作りをし続けていた。
HIPHOPゲーム特有の「早さ」とは逆に、 2 人はこの 5 年の間、ゆっくりとペンを確実に前進めた。
トラックは dio j と ONGR と GeckoTribe が並び、feat. はテークエム、ふぁんく、たまこぅ、 tella が参加した。
US を追従するサウンドが多いなか、「 Trap にはまらず」シンプルで強度の高い音楽を奏でた。
「勝ったや負けたが多すぎて 分かったふりで様子見してる 残念降りたよとっくにゲーム Loop の中でWalk this way」
形をかえ行く夢、それを待たずに進む現実、否応なしにやってきた卒業、誰にでもある就職、好きな女の子との結婚、
割り切れない離別や死別、切っても切れない家族、まだフロアに残る仲間、ほんとに多くのことを歌いきった 1 枚ができた。
数年後も聞けるフルアルバム、流行りの流れの外側で、普通の人生に輝くドラマ、 17 曲オールクラシック。
「マイクの前 希望と悲しみ in my hands おい まだ聞いてくれてんなら 俺達とお前達は今からだぜ」
鰻谷地下一階、中崎の高架下、河合の高台、土曜の歩道橋より愛を込めて。
KZ is a rapper and filmmaker, and a member of Umeda Cypher, the rap collective that began on a pedestrian bridge in Umeda, Osaka. With Umeda Cypher, he has appeared on THE FIRST TAKE and made a major-label debut through Sony Music. Travel and mountain landscapes also inform his work. In 2021, he spent 193 days traveling around Japan by car. In 2022, he walked 4,600 km across Japan, from Cape Sata in Kagoshima to Cape Soya in Hokkaido. He created music and film during a two-week artist residency at Kumonodaira Mountain Hut in the Northern Japanese Alps in 2024, and performed there in 2025.
DFBR