Lyric

跳ねる心のまま　足は踊る

傘なんて要らないからさ

雨粒が身体を弾くたびに

輝きが増すみたいで

旅は途中　道は半ば

水たまりをちょっと飛び越え

心の中　知らないまま

今は気の向くそのままに

雨音はドラムで　風はストリングス

わたしが歌えばきっと

この世界で　一つだけ鳴り響く

アンサンブル

わたしは回る　誰かの戯曲の中で

演じるように

幕引きまで　わたしと踊りませんか？

気の向くまま　心ゆくまで

旅の途中　夜もすがら

星隠す雲を眺めて

月明りを　知らないまま

ワルツのリズムそのままに

せせらぎはピアノで　夜はコントラバス

私が踊ればきっと

この世界を限りなく彩る

アンサンブル

わたしは巡る　誰かの記憶の中で

信じるように

幕間だって　構わずと踊りませんか？

雨粒さえ　気にならぬように