Lyric

心の音響いた たったそれだけの合図と

この夜明けはふたりを慰めるように言った

もういいよ

覗いては去りゆく群に描いた

生きていることそれ以外は全て憧れなのか

月が溶けるように少しだけ香る夜の花は

“美しくなければ迷ってしまうの”と

遠い目をしたあなたを救うかな

軌道に酔う傷つきやすい羽は

ここから遠くないところで朝を迎えられたら

雨の降る街が間違いを教えるけど

どこかへ行ってしまわないで

月が溶けるように少しだけ香る夜の花は

“美しくなければ迷ってしまうの”と

遠い目をしたあなたを救って

指先で消える思い出は飾りついたあの日の青で

慣れてゆくことも愛おしい痛みのことなのね

心の音響いた たったそれだけの合図と

この夜明けはふたりを慰めるように言った