ポイズン!
言いたい事も言えない世の中じゃ
「孤独が訪れる。」
だが音につられ俺達は表現
町田ズーロジカルパークへ!
動物は本能で子を守り抜く
守る強さにたくましさを感じた
虎穴に入らずんば!
と言うが俺は入らずさ
空を見ていた
奪ってまで幸せ勝ち取りたいか?
バトルもしない!
ダンジョンよりサバイバー
ビートに刻む、ログと楽しむコツ
生き様、ハート奪う海賊
音の海を好きに生きてるのさ
この世界に残せる宝
俺の言葉 散りばめて来たログ
町田シティZOO!ほぼゴリラ!
ズーロジカルパークとチンハーツ
図体でかい二人に密着
セルフィー!セルフィー!
インスタにこの写真
あげていいすか?
Piratesが乗りつく船着場
そこは絶対に近付くな迂闊には
荒れた海超えてやってきた船長
警報!CHIN-HURTZとズーロジが連動
今も昔も変わらねぇ
金銀財宝出るまで一歩も下がらねぇ
割れたBottleが転がる酒場で
酔狂Partyはやってる朝まで
パーク内の高台登って
眺めるアングル
Let’s Rumble In the Jungle!
どうなんだこの先 温暖化
やって来て困難があっても問題ない
エゴや利便は燃やして捨てちまえ
野性を解放 次のStageへ
自家栽培 野菜は無農薬
音に塗れるKLOVAL
ズーロジカルパークとチンハーツ
図体でかい二人に密着
セルフィー!セルフィー!
インスタにこの写真
あげていいすか?
ここはブレない奴らOnlyのJungle
Outlowな奴からOutなやつまで
音の海を超えてはるばる
LinkするズーロジとCHIN-HURTZ
互いにぶつけ合う16Verse
さらに息巻く野蛮なAnimal
の太い首痛めるHotなRap
その後にぶつけるShot Glass
始まらなきゃ
終わらない事を知ってる
ビルの間のBasement動物公園
今宵も自慢の戦闘服で
血走った眼にFX
透き通ったVisionでSpitとFlow
がWeapon 緯度も経度も
未知の位置を割り出せるのは
唯一Hiphop
Welcome to my Hood
ZoologicalpeaK Let's GO
Dollar Dollar Bill ya'll
1.2.3.4
真っ赤な目をした黄色いB-BOY
Yap!!
モンスターも踊らすHotなRhymeで
かっさらうBlow ya mind
Dollar Dollar Bill ya'll
1.2.3.4
真っ赤な目をした黄色いB-BOY
Yap!!
誰も知らない宝のMap
その在処はHotなEyes
- Lyricist
CHIN-HURTZ, ZoologicalpeaK
- Composer
CHIN-HURTZ, ZoologicalpeaK
- Producer
Gotham
Listen to JUNGLE PARK (feat. ZoologicalpeaK) by CHIN-HURTZ
Streaming / Download
- 1
PROLOGUE
CHIN-HURTZ
- 2
destiny
CHIN-HURTZ
- 3
russian roulette (feat. SMOKIN' ACE & MEL)
CHIN-HURTZ
- 4
MTG
CHIN-HURTZ
- 5
MY SURVIVAL
CHIN-HURTZ
- 6
Idleness
CHIN-HURTZ
- 7
THE RAPPER
CHIN-HURTZ
- ⚫︎
JUNGLE PARK (feat. ZoologicalpeaK)
CHIN-HURTZ
- 9
song of sorrow (feat. GOOD GOOD NEN)
CHIN-HURTZ
- 10
I'd like to have a drink too! (feat. Kentakku & METEOR)
CHIN-HURTZ
- 11
DAYBREAK (feat. Kentakku)
CHIN-HURTZ
- 12
let's talk now
CHIN-HURTZ
(Recommend by DJ H!ROKi)
直近5年間ではMETEORとの制作やライブを中心に活動していたCHIN-HURTZが、ソロとしては約3年半ぶりとなるアルバム「THE RAPPER」をリリースした。
CHIN-HURTZはこれまでに「LOST CLASSICS」(2016) と「RESTART」(2019) という2作品を発表しているが、
いずれも彼の音楽活動の変遷において重要な意味を持つ作品である。
「LOST CLASSICS」は、自身の名前を冠したイベント”CHIN-HURTZ PARTY”を主催するなど、最も活発な動きを見せていた2010年前後に制作しながら、訳あってお蔵入りになってしまった楽曲群をコンパイルしたアルバム。
そして「RESTART」は、紆余曲折を経てKLOVAL RECORDSという新たな活動基盤を手に入れ、タイトルのとおり自らの再起を宣言した作品であった。
この2作については、今回のアルバムの最後に収録されている”今だから話そう”でも、本人の言葉で語られている。
そして「THE RAPPER」と名付けられた最新作もまた、彼のキャリアにおいて「特別な意味」を持つ作品となった。
その「特別な意味」をリリックの中から発見し理解することで、リスナーは本作のビターな味わいを深く感じられる作りとなっている。
1曲目の“プロローグ”において、CHIN-HURTZは戦時下における自分自身の姿を描いている。それもMETEORとの”悪霊退治”シリーズのような荒唐無稽な描写ではなく、現実世界での出来事が反映されたような重苦しい描写だ。
これまでの作品ではポジティブなメッセージの楽曲やリリックが多かったので、過去2作品を聴いたことのあるリスナーは、アルバムの冒頭からCHIN-HURTZに何らかの変化があったことに気が付くだろう。
また、戦時中という設定はアルバム終盤の11曲目”夜明け”にも再び登場する。2曲目から10曲目までは、前2作と同様に仲間やクラブ、ライブや酒といったトピックや、あるいはMETEOR & CHIN-HURTZ名義での作品に見られた空想世界をテーマとした楽曲が続くので、アルバムの中でもこの”プロローグ”と”夜明け”の存在感が際立っている。
アルバム全体の構成から考えても、この2曲には他の楽曲とは違った想いが込められていることは明らかだ。その中でもとくに印象的だったのが、“夜明け”におけるCHIN-HURTZのバースの締め括りとなる次の一節だ。
おっと、もうさすがにやばい 帰るとするよ、外のカオスな社会
それじゃ次はあの日に落ち会おう 話すだけ話した俺を許してくれ
“夜明け”は、戦時中に仲間とのアジトで深夜から早朝まで語り合う場面を描いた楽曲だ。「外のカオスな社会」とは、楽曲の設定では文字どおりアジトの外に広がっている戦時下の混乱した社会を示しているが、CHIN-HURTZにとっての「カオスな社会」とは一体何なのだろうか。
ラッパーとして初めてステージに立ってから現在に至る人生の中で、CHIN-HURTZは実に様々な困難に直面してきた。
それらは12曲目の”今だから話そう”で具体的に示されており、また、直近での最も大きな出来事については、6曲目の”徒然”の中で語られている。本作を聴いて、あるいはCHIN-HURTZ本人と接して思うのは、彼がこれらの局面を打開できたのは、ラップすることと仲間の存在の二つが彼の精神的な支柱となっていたからではないか、ということだ。
心の支えを両方とも失ってしまう、あるいはその両方から遠ざかってしまうような環境こそが、彼にとっての「カオスな社会」なのではないかと思う。また、リリックにもあるように、どうやら彼はこれから「外のカオスな社会」に帰っていくようだ。
おそらく、半分は自分の意思、そして半分は現在自分が置かれた状況によって。たとえ自分が心から望んでいなくても、時として厳しい選択を迫られるときがある。そのような人生の不条理さや非情さ、あるいは岐路に立たされている自分の心情を示すものとして、彼は今回のアルバムの中で「戦争」というトピックを選んだのではないだろうか。物語と現実が交錯した、彼ならではの表現力が発揮された楽曲だ。
CHIN-HURTZはこれから一体どうなるのだろうか。だが、これまでも現実と空想の世界を自由に行き来してきたラッパーなので、心配は無用だろう。あの日に落ち会えるのを楽しみに、まずは「THE RAPPER」を聴こう。
Artist Profile
CHIN-HURTZ
音楽に興味のなかった高校までの道のりを一変させたラップミュージック。 それから先はどっぷり音楽へのめり込み、ラッパー「CHIN-HURTZ(チンハーツ)」として姿を変える。 自主レーベルFUNKARATT(ファンカラット)を立ち上げ、METEORと共にアルバム「DIAMOND」をリリース、活発に活動するようになる。 CHIN-HURTZ PARTYと大それた名前のイベントを企画し話題を呼んだのもその頃だ。 2016年6月には元々近い存在であったKLOVAL RECORDSと手を組み、 1st Single " 海賊の歌 (pro.PUNPEE) " をリリース。 さらなる飛躍が期待されている。
CHIN-HURTZの他のリリース
ZoologicalpeaK
RapperでありDJとしても活動するKNGOとZooyaをMain PersonとしたHiphop Group。 2人の本能を覚醒させる謎のBeatMaker GothamとDJとしての活動名義となるDjCromartie、DJ Zooyaにて構成される。 いつ何時もブレない本物のHiphopを求め、それぞれにキャリアを積んできたKNGO、Zooya、そしてGothamが互いの本能と呼ぶべきポテンシャルをぶつけ合った楽曲や展開は新鮮でいてどこか懐かしく、まるで下ろしたてのTimber Bootsのような仕上がり。 現代では聴く事も少なくなった野生的なRhymeとFlowがHard Hiphopリスナー達の頭を振らす日もそう遠くはないだろう。 2020年も色褪せる事のないStraight HiphopなStreet Playerzがいよいよ大通りに姿を現す。
KLOVAL RECORDS