Lyric

眠れないのまだ　私は駅のホームでひとりきり

ゆめを見る夢を見る

毎日の喧騒に　疲れ果て帰り道

三丁目の夕日が落ちてく

お風呂と夜ご飯で　心を洗濯して

明日の戦いに備えてく

だけど　列車が来る気配が無くて

夜風に晒されてばかりで

境界線はまだ見えずに

数多の事を　思い込み過ぎて　冴えてきた…

眠れないのまだ　私は駅のホームでひとりきり

見飽きた天井　ゲシュタルト崩壊

眠れないのまだ　世迷い言眺めてひとりきり

そんなこと何も知らずに跳ね回るアイツ

ひつじひつじひつじひつじ　数えて三千頭を過ぎて

間もなく2時を回る

煌めいた幻想に　憧れたなれの果て

埒が明かずにスマホを取る

タイムラインから流れる　甘美な誘惑さえも

受け入れられる暇は無い

だけど　踏切の音が聞こえなくて

じりじり待ちぼうけばかりで

ゆめうつつのスパイラルへ

手を伸ばしても　救われないまま　冴えてきた…

眠れないのまだ　私は駅のホームで立ちすくみ

フェードイン瞳孔　ダイヤが乱れてる

眠れないのまだ　フクロウの嘲り止まらない

そんなこと何も知らずにひた走るアイツ

ひつじひつじひつじひつじ　数えて六千頭を過ぎて

間もなく4時を回る

こんな可愛い景色を　味わってる場合なのか？

目の前が純白に映って　メェメェと鳴く

上目遣いをされたところで　何にも変わるはずが無いまま

境界線もさようなら　嗚呼

数多の事を　抱え込み過ぎて　冴えてきた…

眠れないのまだ　私は駅のホームでひとりきり

見飽きた天井　ゲシュタルト崩壊

眠れないのまだ　世迷い言眺めてひとりきり

またしても何も懲りずに逃げ回るアイツ

ひつじひつじひつじひつじ　数え切れなくなったが最後

歪な朝を迎える