Lyric

ずっと見ていたんだ

アルスメリア

咲き誇れ 手を伸ばせ

薄明に咲うまで

夕月夜の下

僕ら疑う事無く過ぎる

安寧の日々が

毒を溜めて

吐かないで死にゆく

君は話すだけ

言葉は色 不知火の哀悼歌

僕は花に成る

枯れてしまうなあ

世界の際

丸くなくてもね良いよ

別れてしまって アラタ

暮れ合いの中

さよならは

ずっと言わないで

アルスメリア

同じ結末だけ

何回も見逃して灰になる

それでもさ

ずっと見ていたいよ

アスノツキハ

二人世迷言も浮世音も

最後には叶うから

だから

振り返らずに前だけ歩く

君はどうかそこに居てよ

瑠璃みがかった宝石の国

消えないでいる

藤一色で故に

愛憎カラクリの心

紅彩度 今寧は白

人知れず枯れる花

ただ 泣けないだけ

笑うふりが染み付いて

やめてよ

僕は話せない

何も出来ないや

君のままで

「変わらなくてもね いいよ」

なんて言えたらさ

僕ら愛せたのかな

忘れたよ

待って消えないで

アルスメリア

四季も過ぎ去るだけ

何遍も繰り返し灰になる

それでもさ

ずっと生きてくんだ

過去になっても

二人別れの際

呪われて刻まれた

約束の花束を

ねぇ君は知ってる？

" 花は枯れる間際で

ただ綺麗なままの

思い出だけを映す "

それは涙の様でさ(瞬く)

心を移したんだ

君は泣いてる

「さよなら」は

言わせない！

ずっと愛しているんだ

アルスメリア

今は咲っていよう

世界すら見えないままでいいと

二人だけの花束にさ

名前付けて

「またね」を繰り返し

何回も会いに行くんだ

だから

リリィ

振り返らずに前を見ていて

忘れないからそこに居てよ

藍に染まった虹色の楽園

消えないでいる