夢でみた 溶けそうな景色が
忘れられなくて 海辺まで来てみた
堂々巡りだ
ねえ なにもかも忘れないように
水の音を探って 揺らめく景色を見つめている
ねえ なにもかも優しくなれたら
僕も君もほら どこへでも行けるさ
もう なにもかもわからないくらい
意味を失って 繋いでいた手を離してみる
ねえ なにもかも正しくなれない
日々を諦める 息を止めてみる
痺れた足で跳ぶ
ねえ なにもかも忘れてしまって
遠い言葉だけ わけもわからず光ってしまって
また 誤魔化した 仕方ないよな
今 目を閉じて 声で見て
命が爛れて 死んでいく君をただ見ている
ねえ なにもかも優しくなれたら
僕も君もほら どこへでも行けるさ
- Lyricist
Reru Suzuki
- Composer
Reru Suzuki
Listen to requiem-dokonimoikenai by Reru Suzuki
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聴いてもわかりません。誰にもわかりません。若さというエネルギーに価値があるのなら、大人にならないまま空っぽになってしまった私をあなたはどうしてくれますか。若さという衝動に頼ったことなど一度もない。その記号の中にどうか私を含めないで。そのまま、正直でいるだけです。何も見えないままで全てを見ようと、誰もいないのに全てを晒そうとしていたら2枚のEPが完成していました。その1枚がこのEPです。1年前の冬から全曲書き下ろしという計画を立て(結果的に14曲中12曲が書き下ろしになりました)、様々を切り捨ててこの制作に向き合っていました。何もかも出し切ってしまったように、音楽を聴くのが辛くなったり、外に出るのが怖くなったりしながら、何とか年内に発表できました。応援、共創をしてくださった方々、ありがとうございます。とても光栄でした。抜け殻になってしまった私にあなたが持つイメージを入れて入れて、それを食べ肉体に換え、そうして私はできれば永遠に歌を歌いたいです。生活は苦しみで、どの道も地獄であって、私はその中で一番マシな地獄を選択します。生きることの内実は信じる気持ちの維持で、信じるためにこれをしました。自己救済と逃避の音楽。確実に、あなたの再生が私を浄化する。できれば私の表現で何かを浄化したいです。
Jacket illustration:とーる
Artist Profile
Reru Suzuki
Born on March 27, 2004. Singer-songwriter born and living in Kushiro, Hokkaido. In the spring of 2020, he started writing lyrics and composing by playing and singing, and in the spring of 2021, he published his own songs on video sites and live streaming. Without any live experience, two EPs were released for distribution in the fall of 2022. While thinking about various expressions, he is active in distributing his works through TwitCasting and other media. Impulse, light, inclusion, fragility, pleasure, proof, exposure, loneliness, white sunrise, wet concrete, curtains swaying in the wind, trembling voices, unspoken desires, and exposed hopes are his music.
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