Lyric

甘く香り立つ

最初の一口に

火傷した舌が

嫌に痛むの

洒落たカップに似合わない

短く飾り気のない爪でめくる

雑誌の占いページ

まだそんなの信じてるの

馴れ馴れしく名前を呼ぶ

あの声で再生される

別に信じてはないけど

ふてぶてしい返事をした

流し込んだ最後の一口

これでお終いなの？

結末はまだ知る由も無い

曖昧なままの毎日

有るのかないのかもわからない

甘い実毎晩夢見てる

赤く熟し収穫を待つ

わたしまだ青いまま

あてにならない

雑誌の占いページ

折り目をつけた

まだそんなの信じてるの

馴れ馴れしく名前を呼ぶ

あの声はもううるさいな

火傷した舌がまだ痛むの

満ちては欠けてを繰り返し

会いたい夜は満月

見上げるたびに願い込める

甘い実毎分遠くなる

眠れぬままにペンを走らす

青色の便箋で

宛先のない手紙の行く先は

誰も知らない

結末はまだ知る由も無い

曖昧なままの毎日

あるのかないのかもわからないけど

I My Me Mine

赤く熟し収穫を待つ

これからも青いから

あてにならない運命なんてものを

信じているの