Lyric

静かな部屋に響く足音

心が震えるその予兆

「何してんの？またダメなの？」

その一言で世界が閉じた

笑顔の仮面も日々すり減って

涙は夜しか流せなかった

「あなたのため」って言うけど

その声は檻の鍵みたいで

やりたいことを言えば「わがまま」

黙って従えば「何考えてんの？」

どうしろってんだよ、なぁ教えてよ

正解はどこにもなかったんだよ

あれもダメ、これもダメって

ただの操り人形なのか？

愛ってこんな痛みなのか？

自由ってこんな遠いのか？

壊れそうな声で叫んでも

届かないまま　夜が明ける

友達の家の普通がまぶしくて

なんでうちはこんなに冷たいんやろ

「親なんやから尊敬しろ」って？

じゃあ、なんで俺の声を踏みつけんの？

成績も見た目もコントロール

褒められた記憶　1つもないよ

息をするたび減ってく自己肯定

もう誰にも頼れないって思ってた

他人には「いい子」って言われて

その仮面、剥がせなくなった

でも本当は叫びたかった

「こんなん、家族ちゃうやろ…！」

あれもダメ、これもダメって

ただの操り人形なのか？

夢って持っちゃいけないのか？

未来って誰のためにあるのか？

縛られた糸を引きちぎって

今　自分の声で生きてくんだ

(Yeah)

ガキの頃から刷り込まれた価値観

正しいふりしてただの圧じゃん？

笑顔の裏に潜む支配と罠

選択肢はYes or Yesだったな

「産んでやった」ってそのセリフは

俺には呪いにしか聞こえん

誰もが言う「親は大事に」

でもこの痛みも大事にしてくれるんか？

愛が暴力にすり替わる瞬間

言葉のナイフで削られる心

でも今はもう抜け出す準備OK

This life is mine, 俺のストーリー

あれもダメ、これもダメって…

ただの操り人形やった…

でももう、違う

今は自分で　糸を切った