Lyric

道端に座り込んだ女の子の

左手首には

巷で流行りのシマウマ模様

こんな世界で生きて行くのは辛い

と嘆いた

世の中に唾を吐き捨てた少年達の

黒い眼には

誰にも言えぬ寂しさを隠す

こんな時代じゃ

自由に生きれやしない

と叫んだ

僕らの声は

ビルを切り裂く風に消されて

行き場も失くしたこの街の片隅で

教えてよ

どうやって生きればいい

どうやって歩けばいい

前も見えない奴らの

目ばかり気になる

人混みの中　もう

どうしたって変わらない

どうしたってもう終わらないなら

誰に向けりゃいい

この行き場を失くした

怒りを

路地裏で転げ落ちた酔いどれ達の

吐いた寝言には

酒とタバコと惨めな気持ちが滲む

こんな暮らしじゃ生きる意味さえも

分からない

と嘆いた

彼の言葉は

ゴミに集るカラスに喰われて

朝日が突き刺さるこの街の片隅で

教えてよ

どうやって生きればいい

どうやって歩けばいい

誰も手を差し伸べず蹴落とし合う

ハイエナの群れの中　もう

どうしたって変わらない

どうしたってもう終わらないなら

黒く塗ればいい

この不都合な僕の

怒りを

忘れたよ

どうやって笑えばいい

どうやって愛せばいいのさ

ねえ誰か教えてくれよ　もう

どうしたって分からない

どうしたってもう治らないと

闇に投げられた

この血が滲む傷を引き摺りながら

教えてよ

どうやって生きればいい

どうやって歩けばいい

前も見えない奴らの

目ばかり気になる

人混みの中　もう

どうしたって変わらない

どうしたってもう終わらないなら

誰に向けりゃいい

この行き場を失くした

怒りを

誰に見ればいい

ほんの僅かばかりの

光を