Lyric

午前三時、クローゼットの奥で

論破されかけた昨日を着てる

ハンガーに吊った言い訳が

まだ乾かずに、香る憂鬱

時計は回るけど意味は不在

倫理も迷子のままdead end

冷蔵庫には水とノイズ

哲学書より正直な silence

無地のTシャツに正解はない

脱ぎ捨てた理性がstill online

愛され方をgoogleしても

出てこないのは検索ミスかい？

ボタンひとつ外せば

夜はもっと哲学的

寂しさの裏に隠れた

小さな YES or MAYBE

タンスの中で考えた

僕のアイロニーとfaith

着こなし次第で運命すら

変えられるって思いたい

ラベルのない日々の中

タグを気にする自意識過剰

“好き”って言葉のサイズ感

洗ったらすぐに縮んだよ

夜風に聞いた存在証明

「君は誰の記号ですか？」

僕はただ、今日をたたんで

明日になればまた着るだけ

鏡の前で探す説得力

心の皺をアイロンでプレス

流行りより今を着たくて

選んだのは、ちょっと変なシャツ

ボタンひとつ開ければ

孤独も少し踊り出す

意味を求めるその癖が

時々 愛しくなる

誰の言葉も着こなせず

タンスの奥でdreamin’

だけどそれも悪くない

ここが僕のrunway

No need to iron out the soul

Just fold it… and wear it wrong

A wrinkle is a memory —

And style’s just noise with a beat