Lyric

みみをふさぐほどにつよくなる　きみのこえが

いまも　ここにいるみたいに　といかける

みみなりのように　けせないいたみ

おもいだすたびに　ひびく

このからだじゅうに　きみのおもかげが　しみついて

しゃしんみたいにわらわないで　まだおもいでにはならないで

かえしわすれた「ありがとう」も　くさらせたままの「ごめんね」も

とおくらいめいがそらをわたる　そんなふうに

いまも　きみのこえによばれた　きがしてる

みみなりのように　あいまいなままに

ぼくのなかにすんでいる

うめあわせられない　むねのくぼみに　きみがいる

しゃしんみたいにかざらないで　きれいなものだけきりとって

まもれなかったやくそくも　ただまたぼけたあのよるも

なみだひとつでわすれないで　わすれたふりでゆるさないで

なごりひとつないあさひのなか　もうきみのよこがおがみしらぬひと

すこしでかけるみたいに　きみのてはかろやかに　ドアをあけた