Lyric

戦いの始まりは静寂な草原の様に

通り抜けた向かい風が僕にお辞儀をした

動いているのは古傷と

過去の月日

凍てつく身体の表面を振動する

胸の内側の叫び

孤独に戦ってきたつもりが

多くの力に支えられて

一度は諦めた筈が

再び身体がこの地を求めて

確実に地面を捉えて

掻き出す足元に刻む

この瞬間の命の証を

眠りから覚める様に

美しく傷だらけのこの翼で

あの場所へ飛び立てるよ

他の誰にも無い特別な力

背中に与えられたから

どれ位の想いを重ねて

此処に居るのかを思い出してみて

多すぎる位に

雨に打たれた昨日を越えて

終わりの見えない今を噛み締めてる

明日には戻れないから

葛藤と瞑想を幾度織り交ぜて

決意と覚悟が目覚めたんだ

痛みも苦しみも全て受け入れて

飛び方を忘れない様に

美しく傷だらけのこの翼で

あの場所へ飛び立てるよ

他の誰にも無い特別な力

背中に与えられたから

Ah Ah Ah

Ah Ah Ah

Ah Ah Ah

Ah Ah Ah

褐色の鎧の下に凡ゆる感情を誇り

風を描くように

宙を仰ぐように

空を運ぶように

大きく小さな背中に咲く

ファルコンウィング

美しく傷だらけのこの翼で

あの場所へ羽ばたけるよ

他の誰にも無い特別な力

背中に与えられたから

たった一つのこの翼

背中に与えられたから