Lyric

僕はきみを見つけて拾った

きみはあまりにぼろぼろで

消えてしまいそうで

ほっとけなかったんだ

長く飼っていたうさぎが

年老いたころに出会った

僕をひとりにしないように

出会ってくれたのかな

きみは人間嫌いで

他の人には近寄らないのに

撫でると満足そうに

僕にだけ懐いた

僕が悩んだときには

きみの自由でとらわれない

生き方が視野を広げること

いつも気づかせてくれる

きみはすぐに調子を崩すし

食べ物にも気を使うけど

きみを元気で飼うことが

僕の生きがいになってた

そして飼っているうちに

きみは僕をよく見ていて

いちばんに僕のことを

考えてるってわかったんだ

きみは繊細すぎるし

賢すぎて生きづらそうで

どうやってこんな乱暴な世界

生きてきたのか不思議だけれど

くたくたになっていたり

落ち込んで元気がなくても

家に帰ればいつだって

そっと出迎えてくれる

きみはそっけなくするけど

僕は全然気にしない

いくら気ままにふるまっても

僕を想ってくれてることを

僕は知ってるだから

何も心配せずにすごして

僕は知ってるきみは

世界でいちばんのパートナー