Lyric

左手の消えないボーダー

もう隠してもないけど

分かる人には分かるだろうな

これは死のうとした証

生きたいから

「良く」生きたいから

死にたくなった　消えたくなった

悲しいから　怒ってるから

無になりたかったその時は

死にたいのに死ねなかったのは

世界がまだ私に

「生きて」と言ったから？

死にたいのに死ねなかったことに

今となっては感謝してる

先が見えなくて 上手く言えなくて

逃げたくて いっそ消えたくて

素直になれぬ僻みだったり

そんな自分が嫌になったり

きっと君が温かいからで

無理せずに飾らないままで

器用に生きようしないで

不器用さも君の「らしさ」さ

上手くいったりいかなかったり

お陰様で今があったり

たまにガッカリすることもある

けれども、ここぞで見せる踏ん張り

消えるものと消えないもの

見えるものと見えないもの

刻み込んだ生きた証

君が笑い ここにいるだから

左手の消えないボーダー

猫のひっかき傷みたい

分かる人には分かるだろうな

これは生きようとした証

死にたいから下を見下ろしたら

怖くなった　生きたくなった

生きたいなら「良く」生きなくても

いいのかもって思えたんだ

死にたいのに死ねなかったのは

私がまだ世界を

「好き」だと思ったから

死にたいのに死ななかったことに

今となっては感謝してる

死ねないし　生きたいから

私は歌うよ　あなたが生きたくなる

それまで

それまででもいいから

私の歌を聴いて

大きく息を吸い込んで

ゆっくり吐き出した

君に会いたいな

やっぱり君に会いたいんだ

また生きたくなるまで

馬鹿馬鹿しい話でただ笑い

ただここにあなたがいる

焦らなくていいから

君をここに繋ぎ止めた

感謝の気持ちを歌に込めた