Lyric

夜がくれた、眠れない時間を

どう過ごせばいい？

目を瞑っても、耳を塞いでも

頭の回路は止められない

好きなものを好きと言って

嫌いなものを嫌いと言って

何がいけないの？

本当の気持ちを押し込んだまま

素の自分を隠しながら

僕は僕でいられるの？

迷った心を導いてよ

眠れるようにさ

色とりどりの世界が僕を蝕んでいく

癒えない傷口から滲み出すような歪みが

奪っていく、染めていく明日を見れない程に

それでも僕は今日もまた痛みを抱いて歩き出す

繰り返す、この感情を

どう鎮めればいい？

目を伏せても、耳を逸らしても

捉えてしまうんだ情報を

誰かの目を気にしては

惑わされる他人の言葉

どうすればいいの？

この気持ちを生かしたまま

気づかないフリをしたまま

僕は僕でいられないよ

御伽話なら聞き飽きたよ

自分で描くよ

痛みを呑み込みこの世界を僕が塗り替えていく

癒えない傷口ならもう塞いでしまえばいいや

進んでいく、歩いていく僕の見たい明日に向かって

それなら僕は今日もまた夢を見ていられそうだ

もういいかい？

もういいよ

もう一回？

重いよ

心が震えて叫んだのは

殊の外溢れて泣けたからだ

言の葉が流れ刺さる胸は

悲しみは痛いとつぶやいた

色とりどりの世界が僕を置き去って行く

癒えない傷口から搾り出した、思いの丈を

奮っていく、浴びせていく明日は笑えるように

それでも、僕は今日もまた痛みを感じて生きて行く