平然と終わっていく未来
その現象に
遣る瀬無いくらいの怒りとか
正当性を話しはじめる
平熱が下がっていくみたい
その感情に
ありえないくらい長い夜が
漸近線を描き続ける
飲み残し缶ビールや
くだらない幻想は捨てて
曖昧な記憶の中
茹だるような憂鬱が
君の乾いた頸を舐める
整髪料の味
忘れた甘い匂い
外れた淡い期待
まだ喉に張り付いたままで
平然と終わっていく未来
その現象に
遣る瀬無いくらいの怒りとか
正当性を見てる
平熱が下がっていくみたい
その感情に
ありえないくらい長い夜が
漸近線を描き続ける
- Lyricist
Shunsuke Ohkubo
- Composer
Shunsuke Ohkubo
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宇都宮のギターロックバンド「said」、彼らのホームであるライブハウス「Utsunomiya HELLO DOLLY」の 各500枚限定コンピレーションCDにしか収録されていなかった楽曲をリミックス/リマスタリングし、2016年〜2021年の5作品の中から5曲を収録した、B-SIDE EP「Tracing The Past with HELLO DOLLY」を初のデジタル音源としてリリース。
疾走感と複雑さを兼ね備えたリズム、USエモを彷彿とさせるツインギターの美しいアルペジオの響き、日々の生活で拭えない憂いを帯びた詞と歌声、其々が荒削りでありながら繊細なバランスで彼らのシグネチャーサウンドを成立させている。