Lyric

満天の星空でした

いつもの帰り道でとなり

ふわり笑顔で君は言った

彗星が見えるらしいよ

目まぐるしく回ってる

時計と星空はいつだって

僕らを置き去りにするんだ

心はついていけないや

口に残る炭酸の痛み

振り返る過去に残っていた

見上げた　星空に　ほうきぼしが1つ

そうして君は　どこかへ行った

まるであの彗星のように

あの日取り違えた思いは

泡沫の夢

見上げた空に　浮かぶ星たち

もう君は見えないよ

言い残したことも全部全部

あの星くずの向こうへ

満天の星空の日に

いつもの帰り道でとなり

ふわり笑う君がいるんだ

彗星に照らされていた

幸せってのを知るほどに

幸せを忘れていくのだろう

笑っていた君の声は

遠くへ霞んで消えていた

目に焼き付く天体の光

振り返る過去に手を伸ばす

見上げた　星空に　ほうきぼしが1つ

教えておくれ　答えておくれ

僕が行くはずの未来は

君が隣にいる未来は

白日の夢

見上げた空に　流れた光

忘れ物はどこだっけ

心をぽっかり埋めてしまう

この空白を塗り替えてよ

なくしものばかり数えてる

意味などはないとわかってる

わすれものに手を伸ばせど

届きはしないとわかってるんだ

時計の針は止まりはしない

胸の鼓動は止まりはしない

あの日のままでいられやしない

それでも心は追いつかないんだよ

そうして君は　どこかへ行った

まるであの彗星のように

あの日言えなかった思いは

泡沫の夢

目に焼きつく　昨夜の彗星

僕も飛んでいくよ

言い残したことも全部全部

今伝えにいくから

また会えるかな