Lyric

知らない街の夢を見た

僕はひとつだけ思い出す

それは世界でいちばん綺麗な花の名前

旅の終わりはここにしよう

最後の絵本を書き上げよう

だけど君にはもう話せないことばかりさ

硝子細工の雪と

雨の中　僕らは

永遠に来ないバスを

待ってる

真っ白に滲んでいる　君の笑顔

もういいな　これでいいや

僕はがんばったよな

ああそうだ君の声はこんなだったな

疲れたな　眠りたいな

僕はがんばったから

そんな風に消え去れたらどんなにいいだろう

溶ける朝日の微睡みに

遠く君の影を濁す

僕は最後に夢を見る

君の夢を

期待しすぎてた結末

遠い世界のどこかで

違う未来を選んだ

僕らの詩

君に触れて　暖かいと思うことさえ

どうしてかな　嘘くさいな

あたりまえだ

そう何度も都合の良い季節はこない

ありがとう　もういいよ

君はがんばったから

真っ白に滲んでいる　君の笑顔

もういいな　これでいいや

僕はがんばったよな

ああそうだ君の声はこんなだったな

疲れたな　眠りたいな

僕はがんばったから

そんな風に消え去れたら

どんなにいいだろう