Lyric

不安定な夜が過ぎ去ってく

残された怒りや不安がこの地を這ってる

果てることのないものたちが

この街を静かに蝕んでいく

毒々とした言葉の暴力による統率力

傍観者は道徳では同等と説く？

同情を乞うもの 見つめるだけの消極さが

また衝突と凹凸を生む

欠落した自主性の行方を知る術はなく

信じれなかった自分を憎め

力強く駆けるような蹄は

俺らにはないから 大切なことに気付け

日暮れの静けさに響く 幾千の肉声

いずれ俺だってそっちに行くぜ

どうしようもねえ毎日の記録も

作品になるから書き記せ

その笑顔の裏に隠された自己否定

人知れず苦しむものたちの死のリレー

血の匂いで耐えしのいで

意図しねえで出来た

傷の理由には言葉濁して

行き場のない声は ほどけた糸みてえ

こんな小さな命で

分からない気もしねえよ

でも 行くなよ そんなに急いで

「自分の目で見たものしか

信じたくない」

なんてことをいつも言ってるけど

見えてもない人の心を見た気になって

また一人で勝手に落ち込んで

孤独だった期間に刻んだ思案

傷んだノートが今では俺の地盤

書いては消し 乱雑な段落の断末魔

これが俺のワンバースだ

時に守りは選択肢を狭める

怪我せずに生きてくなんて無理だから

すぐにネガティブに手が出るのは

昔と変わらないが

今は言葉で気持ちを描ける

砂と化す素直さ 荒れた生活な中で

暮らそうが腐ろうが

今はそれでいいから

あなたと過ごす４分の束の間

裏のない素顔が歌となる

その笑顔の裏に隠された自己否定

人知れず苦しむものたちの死のリレー

血の匂いで耐えしのいで

意図しねえで出来た

傷の理由には言葉濁して

行き場のない声は ほどけた糸みてえ

こんな小さな命で

分からない気もしねえよ

でも 行くなよ そんなに急いで

知りたがりは知りすぎて

その現実に悲観し 次は死にたがり

生と死の狭間での過ち

夜の囁きが切り離した輝き

月明かりの下で裸足の魂は

一夜限りで語り明かし

悲しみを洗い流し 自分が生きた証を探し

「歌なんて唄わなくても生きていける」

確かにそうかもしれないけど

やらなくていいことを

やり続けるのは

意味があってやること以上に

意味があると思うから

不甲斐ない人間だが歌いたい

こんな言葉でも誰かの心に繋ぎたい

夢と現実 揺れるペン見る

できた曲と共に今日もステージに立つ

その笑顔の裏に隠された自己否定

人知れず苦しむものたちの死のリレー

血の匂いで耐えしのいで

意図しねえで出来た

傷の理由には言葉濁して

行き場のない声は ほどけた糸みてえ

こんな小さな命で

分からない気もしねえよ

でも 行くなよ そんなに急いで