

血塗られた石畳
終わりのない
嘆きのロンド
天の主は沈黙し
我らは呪われし
星のもと
産声を上げた
偽りの仮面
触れてはならない
きんきの甘きとが
さだめもやいばの記憶も
脱ぎ捨ててしまえば
ただひかれ合う
孤独な二つのほむら
あおく凍える月光
その唇が紡ぐ嘆きは
胸を刺す
何故あなたは
あなたとして
生まれたの
名付けられた
呪縛は
夜のふちへ
投げてしまおう
名もなき花であっても
真紅の薔薇は
かくも美しく
匂い立つ
暁の光が
この夜を奪う前に
残酷な世界を
はるか下界へ
置き去りにしよう
告げ鳥の声を
夜のナイチンゲールと偽り
甘き終焉のさかずきを
飲み干して
我らは永遠の
星となる
二人を裂くやいばは
もう届かない
冷たい石のしとねで
終わらない夢を紡ごう
地に落ちた
願いは
狂い始めた
さだめの糸に
断ち切られる
あなたが散ったと
風がささやくのなら
ためらうことなく
私の鼓動も
止めよう
闇夜に潜む
影があざわらう
黄金よりもやいばよりも
恐ろしき猛毒は
人を愛するがゆえの
愚かなる心
深い眠りか
永遠の静寂か
弔いの花にいだかれた
あなたはただ麗しく
この銀のすくいこそが
扉を開ける鍵
痛みは刹那の幻
巡る輪廻の果てで
再び巡り会えるのなら
誰がこれを
悲劇と呼ぼうか
さよなら愛しき人よ
偽りの導きなど
とうにすて去った
これは我らが選び取った
あらがいの軌跡
口付けをもう一度
その冷たき唇に
遺された死の雫を
私にも分け与えては
くれないか
これでやっと
二つの魂は
一つに溶け合う
やがて白む空のした
愚者どもが
涙を流すだろう
虚飾の弔いなど
何の意味があろう
我らが
ただ渇望したのは
鎖も名もない
静寂の夜明けだけ
暁が空を焼く前に
魂は檻を抜け出し
そらへと羽ばたく
告げ鳥も
ナイチンゲールも
もはや届かぬ
悠久のかなたへ
名もなき真紅の薔薇よ
血に染まる二人を
優しくいだきたまえ
真実の安息は
ここにある
冷たい頬を寄せ合い
とわのまどろみへ
おちてゆこう
冷たい石のしとねで
終わらない夢を紡ごう
巡る輪廻の果てで
再び巡り会えるのなら
誰がこれを
悲劇と呼ぼうか
- Lyricist
Almaria
- Composer
Almaria
- Producer
Almaria
- Mastering Engineer
Almaria
- Vocals
Almaria
- Background Vocals
Almaria
- Songwriter
Almaria
- Choir
Almaria

Listen to Lacrima Falsitia - Hangyaku no Yoake - by Almaria
Streaming / Download
- 1
Sacrifia - Gin no Yaiba Akaki Yoru -
Almaria
- ⚫︎
Lacrima Falsitia - Hangyaku no Yoake -
Almaria
運命を斬り裂く「生」の刃か、世界に叛逆する「死」の杯か。残酷な運命に抗う二つの魂の軌跡を描いた、極上のダーク・シンフォニック両A面シングル。
本作は、全く異なるアプローチで「過酷な運命への抗い」を描き出した2曲を収録したダブルAサイド・シングルです。
生贄の少女を救うため、絶望をもたらす巨大な厄災へと真っ向から立ち向かう英雄の闘いを描いたヒロイック・アンセム『Sacrifia -銀の刃、赫き夜-』。 そして、許されざる禁忌の愛を貫くため、自ら猛毒を煽り、死という名の永遠を選び取った恋人たちのシンフォニック・トラジディ『Lacrima Falsitia ~叛逆の夜明け~』。
光と闇、生と死、闘争と逃避。対極の結末でありながらも、己の愛と信念のために世界を敵に回す気高き姿が、重厚なクワイアとシンフォニック・ロックの激しいサウンドによってドラマチックに描き出されます。
絶望の淵で彼らが選び取った、それぞれの美しき「夜明け」の形を、ぜひその耳で確かめてください。
Artist Profile
Almaria
「Alma(魂)」と「Aria(旋律)」を掛け合わせた「魂の旋律」を名に冠するバーチャルボーカルデュオ。美しくも残酷なダークファンタジーの世界から幾多の物語を歌い上げる。 決して交わらないはずの二つの命が、すれ違い、傷つきながらも不器用に響き合うエモーショナルなデュオボーカルが最大の特徴。圧倒的なコーラスワークと、確かな熱を帯びた詩(ことば)で紡がれる重厚なストーリーが、聴く者の胸の奥底に熱い火を灯す。
Almariaの他のリリース



