Lyric

0と1が織り成すコトバが

真実と導かれ　疑うことなく信じてきた

誰かにキレイに作られた

トロフィーのような　理想を掲げそれを目指してきた

疑問を抱いた仲間はみんな

気づかぬうちに　この箱庭からいなくなっていた

僕はこの場所で僕は…

ただひとつ　笑顔が上手く作れるようになっていた

Ah 儚く狂いだせ

繋がれた鎖を解き放て

Ah いつしか形あるもの

すべてが消えてしまうものだとしても

Ah せめて　僕がここに　ここにいたのだと

傷跡を残したい　ただ明日へと

誰かが巣箱に閉じ込めた

鮮やかなアゲハチョウが　僕らの宝物だった

枯れ果てても翼を見れば

僕らは自分自身を　蔑むことなくいられた

学籍番号という名の

シリアルナンバーを刻まれて　僕らは生きてきた

No.18 はこの僕が

この場所で生きることを許された証なのだった

Ah 儚く咲き誇れ

閉ざされた扉を打ち開け

Ah いつしか形あるもの

すべてが消えてしまうものだとしても

Ah せめて　僕がここに　ここにいたのだと

傷跡を残したい　ただ明日へと

太陽が月が季節が

幾度もこの星を　かけ巡って

この僕が砂に還る　その時まで

何を手にして　何を残せるのだろう

Ah いつしか形あるもの

すべてが　消えてしまうものだとしても

Ah せめて　僕はここに　ここにいるのだと

伝えたいこの歌を　風にのせて

伝えたい風にのせ　ただ明日へと