Just Live For Today Front Cover

Lyric

Guess Who's Back (feat. BACHLOGIC)

ELIONE

I’m a 眠れる獅子だよ

うるせぇ何? アラーム 今何時?

進化が止まらねぇ 新人みたい 未だに

BeatとBedの上 Get busy 暇無し

Rapper以上のJobなんて俺は知らないんだ

リコー通り 張ってたステッカー

Do you remember? ダチがメンバーで

「ユウイチはぶれんな」

弱音ならシュレッダーかけ

喜べよプレッシャー

俺のNew Eraを被る お前がFriendsだ

シーンのウワサとか馬鹿らしい

So 耳塞いでSession BACHLOGIC Now

「こんなもんじゃねぇよ」って思ってるし

Let’s keep going

味付けはシンプルにって

三つ星シェフのよう ディナーをふるまう

病みつきにさせる 本当Bring ‘em out

ラッパーの価値を上げたい

最初はハッタリ 有言実行が鍵だろ

あっという間に

真似してみな ほら この口からFlow

熱すぎて溶けちゃうFUJIYAMA Snow

スーツ代わり Amiriで 9時から5時

誰よりも 俺様がぶちかまそう

街で渋滞した霊柩車

お前らも気をつけな

Guess who’s back

俺を誰だと思ってんだ

またサイレンが鳴ってる

Guess who’s back

街で渋滞した霊柩車

お前らも気をつけな

Guess who’s back

俺を誰だと思ってんだ

またサイレンが鳴ってる

Guess who’s back

うだつを上げろ

Represent 沼津のKids

俺らに通用しない理屈

外野のヤジ 小言

クラクションも 無視して踊ろう

底辺からのスタートだった ダメで元々

死んだ先輩の分も ビビんなTop Speed

どこからきたか忘れちゃない

眩しかった大都会 稼いでやる倍の倍

ツレじゃなきゃ愛想無い

お前に無駄にさせない バイト代

チケット買ってくれてどうもありがと

パンパンにしたいのはワンマンとWallet

日本語ラップで魅せる現代アート

見えないものを見る 天体観測

可愛いあの子が言うよ Hold on me

驕っちゃないけど 今夜俺の奢り

羨ましい?だって 「いつも普段通り」

焼き餅焼かせて 来年も食うお雑煮

存在自体がCartier Tankみたいマスト

頷かす 文化人もワルも

何よりも大事だろ 信頼が

I said いつだって呼んでくれ ELIONE

街で渋滞した霊柩車

お前らも気をつけな

Guess who’s back

俺を誰だと思ってんだ

またサイレンが鳴ってる

Guess who’s back

街で渋滞した霊柩車

お前らも気をつけな

Guess who’s back

俺を誰だと思ってんだ

またサイレンが鳴ってる

Guess who’s back

  • Lyricist

    ELIONE

  • Composer

    BACHLOGIC

  • Producer

    BACHLOGIC

  • Rap

    ELIONE, BACHLOGIC

Just Live For Today Front Cover

Listen to Guess Who's Back (feat. BACHLOGIC) by ELIONE

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    Guess Who's Back (feat. BACHLOGIC)

    ELIONE

  • 2

    Rocket

    ELIONE

  • 3

    First Take

    ELIONE, JP THE WAVY

  • 4

    Maison

    ELIONE

  • 5

    Kokusan

    ELIONE, CHICO CARLITO, Mummy-D

  • 6

    LIFE SIZE (feat. G-k.i.d)

    ELIONE

  • 7

    Keiki

    ELIONE

  • 8

    No No

    ELIONE

  • 9

    Empty

    ELIONE

  • 10

    Band-Aid

    ELIONE

  • 11

    I Will

    ELIONE

  • 12

    NARDI

    ELIONE

  • 13

    We Don't Care (feat. Masato Hayashi & vividboooy)

    ELIONE

  • 14

    Warumono (feat. Tsubaki)

    ELIONE

  • 15

    By My Side

    ELIONE

BACHLOGICとのタッグ再び!
ELIONE渾身のニュー・アルバム「Just Live For Today」


BACHLOGIC(以下BL)フル・プロデュース体制で2023年に5thアルバム「So Far So Good」を発表したELIONE。リード・シングル“99%”を筆頭に、彼のキャリア史上最も大きなバズを生み出し、BLのプロデュース能力の高さも相俟ってELIONEのアーティスト性を更に高みへと押し上げた作品として、まだ記憶に新しい。
 
 「So Far So Good」以降、活発な動きは落ち着くことがなく、渋谷WWWでのワンマン・ライヴではチケットを即完売させ、シングル“Oh My Friend”や気鋭のビート・メイカー:ineedmorebuxとの共作EP「As Usual」などをリリース。客演曲ではG-k.i.d“HANEDA feat. Kvi Baba & ELIONE”などが大きな話題を呼んだ。また、CHICO CARLITOのアルバム「Grandma's Wish」(2023年)をプロデュースし、2025年にはABEMAのオリジナル・ドラマ『警視庁麻薬取締課 MOGURA』に俳優としての出演のみならずエグゼクティヴ・プロデュースも担当するなど、フィクサーとしても結果を残してきた。
 
 そのヴァーサタイルな活動こそがELIONEのアイデンティティのひとつであることに疑いの余地はない。一方で、その活動の幅が拡がるにつれ、ソロ・アーティストとしての更なる成功への渇望が、ニュー・アルバム制作のモチベーションのひとつとして大きく作用したようだ。2年以上の時間をかけて完成させた最新作「Just Live For Today」は、そんなELIONEの執念とクリエイティヴィティが遺憾なく発揮されたアルバムだ。
 
 一聴してまず印象に残るのは、前作同様、BLのフル・プロデュースによって生み出されたサウンド面でのヴァラエティの豊富さだ。“LIFE SIZE feat. G-k.i.d”ではアフロ・ポップ・ビートを取り入れ、“国産 feat. CHICO CARLITO, Mummy-D”ではウェストコーストを彷彿とさせるバウンシーなファンク・サウンドを提示。“No No”では近年USシーンを席巻しているNY発のサウンド:セクシー・ドリル・ビートに挑んでいる。“Guess Who's Back feat. BACHLOGIC”では2000年代前半~中盤頃のBLサウンドのリヴァイバルを意識したと思しき、クラシカルな王道ヒップホップ・ビートにニヤリとする(BL自身の声によるフックも!)。今作で2作目となるスーパープロデューサー:BLとの制作に気負いは感じられず、実に風通しが良い。サウンド面でのヴァラエティの豊かさが、元来強みとして持っていたメロディ・センスやフックのキャッチーさとの相乗効果も生み出し、ヒット・ポテンシャルの高い曲が並んでいる。

 だが、ヒット・ポテンシャルの高い曲が並んでいるとは言え、ヒップホップとしての芯の強さは失われておらず、ELIONEが信頼に足るアーティストである所以を、本作を聴いて改めて気付かされる。冒頭の“Guess Who's Back”は王道のセルフ・ボースティング・リリックであり、“Maison”では「大抵のRapperはオードブル/韻も品もないんだ本当苦痛」と辛辣なフレーズをラップすることによって、自身のラッパーとしてのプライドを表現する。“We Don't Care”は80年代R&B/ニュージャック・スイング的なスネア・ロールが軽快な響きを演出するが、リリックは反骨精神に溢れていて、ポップ・チューンかと思って聴き始めると良い意味で裏切られる。前作と比較すると、ハイ・ブランドの名前や豪奢さを感じさせるワードが増えているのも印象的だが、決してフレックス一辺倒な世界観に陥っているわけではなく、その対比としてその影で積み重ねてきた研鑽や努力、小銭が増えた程度では解消されないフラストレーションや向上心、不安などを包み隠さずリリックに落とし込んでいる部分から、彼の誠実な人間性を感じる。“Loyalty”(忠誠心)を人生のモットーとして掲げ続けてきた彼らしい、仲間や家族、異性に向けた真摯なメッセージの数々も健在で、彼とは立場が違っても同じく社会の中でストラグルするリスナーたちにも共感できるリリックが多いはずだ。
 
 アルバム・タイトル「Just Live For Today」は直訳すると「今日のために生きる」という意味。確かに本作は現時点での彼が思う願望やフラストレーション、フレックスに溢れているかもしれない。だが、その現在地点の描写は、そこに至るまでのプロセスの重要さを顕わにし、彼が見据える明るい未来への布石を示している。では、彼が描いている未来のヴィジョンとは何か? そのヒントは「Just Live For Today」の要所に散りばめられているし、ここからの彼の活動が示してくれるはずだ。

Yusuke "11zero" Ito

Artist Profile

Solid Sky Entertainment

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