Spit out Front Cover

Lyric

Spit out

Hedgehog

朝を迎えてしまった

もうこれ以上無駄に泣いてばかりいたくない

声を殺しておくため

息も止めてしまうような不器用さを

恥とするものを全て隠すならば

まともに歩くことさえできないが

恋を覚えてしまった

今更出遅れたやつだと見下されながら

これまで邪魔をしてきた

自分の中の何かをやっと振り切ったのに

愛されて当たり前と思えたなら

普通を羨むこともなかっただろう

吐き捨てるように

吐き捨てるように

歌うだけなら誰にだってできるよって笑ってるやつに

ぶつけるような

ぶちまけるような

想いを 言葉を

探して迷っている

夜に呑まれてしまった

もう知らない嫌いと叫んだって何も変わらないのに

愛に甘えてしまった

救われないのはきっと私が何も学ばないから

辛いとか言って心配煽って

一人またこんなはずじゃなかったって

後悔するのにゃ飽きたから

こうやって何かに換えて暮らすんだ

明日も変わらず

相も変わらず

うずくまって持て余すなら

今すぐ叫ぼう

見えなくたって

ちゃんとここにあるんだよって

吐き捨てるように

吐き捨てるように

歌うだけなら誰にだってできるよって笑ってるやつに

ぶつけるような

ぶちまけるような

想いを 言葉を

探して迷っているのさ

  • Lyricist

    Miho Nakashima

  • Composer

    Miho Nakashima

Spit out Front Cover

Listen to Spit out by Hedgehog

Streaming / Download

  • ⚫︎

    Spit out

    Hedgehog

  • 2

    A lullaby of mermaid

    Hedgehog

  • 3

    No time

    Hedgehog

  • 4

    Rock'n'Roll band

    Hedgehog

広島を拠点に活動する"ド直球バンド"、ヘッジホッグによる1stEP。
表題曲である「はきすてる」では「こじらせて生きる」自身の生きづらさ、劣等感を隠さずぶちまけ、まさにはきすてるように歌っている。
「人魚のララバイ」ではファンタジー作品のような描写を織り混ぜて虚しさに深く沈んでいく様子をゆったりと表現されており、1作目であるシングル「銀色」とは全く違った一面を感じられる。
焦りと決意を日々の情景描写とともに歌う「時間がない」は、それが音楽であってもそうでなくても、自分のやりたいこと・やるべきことと真剣に向き合って苦しんだ経験があるすべての人に必ず突き刺さる一曲。
ギターボーカルである中島が作詞作曲を始めたばかりの頃に、バンドサークルの中で「バンドを組めない売れ残り」としてひとりで音楽愛を込めて書いた「ロックンロールバンド」も必聴。
要するに全部聞いてくれ。

Artist Profile

"