Lyric

ベランダに置かれたテーブル

風に揺れる

草木に流されていく

空っぽな心

胸に空いた隙間を

埋めるように

迷いを振り払うように

孤独にふかすシガレット

きみの最後の言葉が

今も頭をよぎる

ヘッドホンからの音楽に

寄り添い胸は震える

虹色のようなこのメロディー

きみに届いたらいい

輝く日々が

不意に消えてしまわぬように

ハッピーエンドという言葉に

まだ切なさが纏う

心の底から

ただ思うのは

I miss you my darlin'

どんな顔していたっけ？

思い出せない

そのとき放った言葉を

憎んでしまう今でも

巡る季節の中で

きみがくれた

期限切れの幸せを

今も握りしめている

思い出せない言葉が

多くなってきたな

忘れたフリしていた

自分が懐かしいくらいに

逆再生するように歩く

二人寄り添い

はしゃいだ歩道橋が

こんなに疎ましいなんて

ハッピーエンドという言葉に

救われたフリしている

自分の心を

焼き尽くしていく

醜く燃える想い

どんな場所にいたって

この歌はやまないさ

誤魔化したくない

この胸の高鳴りを

エンドロールが流れていく

消える一つのラブストーリー

もっと優しい気持ちで眼差しで

思い返せるなら

ハッピーエンドという言葉が

背中を押している今

心の底からまだ思うのは

I'm still lovin' you, darlin'