

周りの声に合わせるたび
自分が少し消えていく気がした。
君が感じてる「自然」は、自然じゃないよ。
自分自身が納得してるのが、
本当の自然なんだよ。
ふと立ち止まって 空を見上げた。
もう、合わせない。
君のリズムで息をしていい。
世界はそれを拒まない。
むしろ、君が君であることを待っていたんだ。
忘れないでいて。
風の中に混ざる 金木犀の香り
胸の奥が ふっとほどけてく。
ねぇ、この香りで ご飯何杯いけるかしら?
たぶん三杯が限界。
でもね、香りが消えるころ
心の中に 小さな秋が残るの。
あぁ、こんな季節が ずっと続けばいいのに。
金木犀の夢の中で 少しだけ眠りたくなる。
もう少しだけ このままでいたい。
季節の狭間に 心を置き忘れたまま。
- Lyricist
D.ychi
- Composer
D.ychi
- Producer
D.ychi
- Programming
D.ychi

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DifferentSpace
D.ychi
御蔵入りにしようとした曲。
金木犀の香りがする道で作った。



