Lyric

霞の

かけらさえ

無いあの頃には

裸の気持ちのまま

笑っていた

どこでもお気に入りの

歌を口ずさみ

自転車走らせた

肩並べて

バカな君が居れば

どんな事もへっちゃらで

不思議な力で

笑顔にさせてくれる

どれだけ

その魔法で

心が軽くなっただろう

想いを馳せながら

歩く夜長道

あれから

それなりの

時を乗り越えて

他人と距離を保って過ごす毎日

都会の

すきま風が

少し肌寒い

今日は月の影すら

探せない

バカな君がいたら

湯船に浸からなくても

くだらない話だけで

だいぶほっこり出来る

平気なフリをしてても

恋しさは止まらなくて

想いを馳せたなら

滲む夜長道

バカな君が居れば

どんな事もへっちゃらと

お互い　同じような

感覚だったらいいな

次の休みにでも

こっそり会いに行こうかな

想いを馳せながら

歩く夜長道

歩く夜長道