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TOXIC AND BLOOM は、毒性と生命力が同時に存在する瞬間を描いたアルバム。
インダストリアルな質感やクラブミュージック由来の鋭いグルーヴと、生演奏を軸にしたオーガニックなサウンドが並列に配置され、過激さとしなやかさが衝突しながら進んでいく。
楽曲は一貫して身体的なノリを保ちながら、ジャンルや形式に縛られず展開する。
機械的な反復、歪んだリズム、抑制された感情表現の中に、人間的な温度や呼吸が滲み出る構造が特徴。
これは「浄化」や「解決」を目的とした作品ではない。
毒を内包したまま、それでも咲こうとする衝動。
TOXIC AND BLOOM は、矛盾を抱えたまま前進するための、ダンスミュージックとしての記録。
ドラマーとして身体に刻まれたリズム感覚を軸に、 触れられるものと、触れにくくなってしまったもののあいだに生じる揺れを音として掬い取る。 感情を外へ爆発させるのではなく、内側に留まり続ける“圧”の微細な動きを聴き取る。 躍動は跳ねではなく脈動から、強さは大きさではなく低中域の質量から。 歌は叫びではなく、呼吸の震えから生まれる。 楽曲は完成形へと閉じるのではなく、変化の途上にある一瞬を封じ込める。 聴く人の内側に潜む、まだ言葉になっていない感覚を、静かに揺らしていく。