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『Gracebound』 は、LEVA NOX が“揺れと救済”のあいだを歩く7つの楽曲を収めたアルバム。
“Neon Afterglow” の残光、“Velvet Spiral” の甘い沈降、“Orbit of You” の静かな引力、“Fractured Halo” の脆い光、“Twin Horizon” のすれ違う温度、“Where I End and You Remain” の継続する記憶、“We Were Infinite” の消えゆく永遠 ——
それぞれの曲は別々の情景を描きながら、共通して「触れられた感情がどのように形を変えて残り続けるか」を追いかけている。
本作の中心にあるのは、痛みと美しさが同時に存在する瞬間の“重力”である。
感情が崩れ、変形し、それでもなお内側にかすかな光として留まり続ける、その微細な変化を音として掬い取る。
LEVA NOX がこれまで描いてきた“内的世界の脈動”をさらに深く掘り下げた作品であり、
夜の静けさ、記憶の反射、消えていく温度がひとつの連続体へと結びついていく。
『Gracebound』は、失われるものと、まだ胸の奥に残り続けるもの。そのどちらにもそっと手を伸ばすためのアルバム。
ドラマーとして身体に刻まれたリズム感覚を軸に、 触れられるものと、触れにくくなってしまったもののあいだに生じる揺れを音として掬い取る。 感情を外へ爆発させるのではなく、内側に留まり続ける“圧”の微細な動きを聴き取る。 躍動は跳ねではなく脈動から、強さは大きさではなく低中域の質量から。 歌は叫びではなく、呼吸の震えから生まれる。 楽曲は完成形へと閉じるのではなく、変化の途上にある一瞬を封じ込める。 聴く人の内側に潜む、まだ言葉になっていない感覚を、静かに揺らしていく。