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『Liminal Pulse』は、変容の途中にある身体の記録。感情を外へ解き放つのではなく、内側に留まり続ける圧と呼吸の揺れに耳を澄ませる作品。低中域の重心と抑制された声が、まだ言葉になる前の衝動や、崩れきる前の輪郭を静かに描き出す。人間とシステム、意識と無意識、肉体と反射のあいだに生まれる、わずかな転位。その「中間の瞬間」だけを掬い取ったアルバム。
ドラマーとして身体に刻まれたリズム感覚を軸に、 触れられるものと、触れにくくなってしまったもののあいだに生じる揺れを音として掬い取る。 感情を外へ爆発させるのではなく、内側に留まり続ける“圧”の微細な動きを聴き取る。 躍動は跳ねではなく脈動から、強さは大きさではなく低中域の質量から。 歌は叫びではなく、呼吸の震えから生まれる。 楽曲は完成形へと閉じるのではなく、変化の途上にある一瞬を封じ込める。 聴く人の内側に潜む、まだ言葉になっていない感覚を、静かに揺らしていく。