Lyric

午前0時、さよならの合図で幕切れ世界に歩み込んじゃって

お膳立てされ整頓の末にウヰスキーの匂いでたゆたい妄言

狂えん気配、暗い不快な舞、破壊は無い聖者になれない

丸の内の隅に潜み無事を祈り光の狼藉選定

前を歩いてるギター背負った現代の映し絵を、

真昼間の喧騒に溶け込ませてそのまま紛失

例えばそれが命の引換券だったとしても、

期限が過ぎて気がつくのは午前変時

点、線、千、見つけた？

明日、誓いの幟がはためいて運命を揺らす時、軽装のボクは致命傷にて退場

ギター少年の行く末に思いを馳せたボクら、いつまでも、少年的

割れたガラス、無限の半角、不安定確定の念力込めて

爪研いでるネコに呆然としてる...「そこで研がないでおくれよ」

黒いベース提げたあの子の低音

潤んだコンタクトにヒビを入れてた

皆既日食で太陽系の長が飲み込まれてしまう時、地上のボクら、空の広さ再確認

イヤホン耳に突っ込んだギター少年も空を見上げてた、見上げてた

東から向かいし日、皆にバッテンつけ露骨に影強め、懸念巡り会議開き夢へ憂え弁

丸の内北口の縁石前、果てはビルの屋上地点まで、暫定王者あんた邪魔ゆえ、暮れへ憂え透けん無念食えん由縁

あからさまに聡明か

窓枠に嵌め込んだ

無くした有機体、「理解不能」が勝るわ

午前0時、窓の外

爆発的エンジン音

音速跳ね除けて、鼓膜未到達

キミの中にはあって、

ボクの中になくて、

空気が汚れて、

祈る夜？

街を歩いてるギター少年、一瞬、アビーロード夢に見て、思い馳せる

夢の続き見ようとする

明日、誓いの幟がはためいて運命を揺らす時、軽装のボクは致命傷にて退場

黒いベースのあの子は空への切符で少年と出会うよ...出会うんだよ