灰色の空張り付いた壁紙の様
身に覚えのない喪失感影で隠した
街に溶けて
同じ景色を
違う場所で
見つめていた
最後の言葉
信じていた
小さな愛が
芽生えそうで
青が消す
藍色の痣青春程遠く
酒気を帯び一人残された感情に消えてく
黒色染め上げた宵いの街を訪れ
同じ夜が始まる
歩き出した
時の中を泳ぎながら
全てを飲みこんでしまう君
ずっと変われなかった僕は
また君を見失うから
遅れる心思ったより早い時間
彩られた街が僕の言葉を消す
あの日みたいに
寒空に飛ばした君の冷たい言葉
白い吐息が君を探す
歩き出したその背中を
闇が覆い消してしまうからさ
君がいたことその全てを
隠して塗り潰した記憶
青が消す
- 作詞
カイル
- 作曲
カイル
Ruby Seaside の“青が消す”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
Ruby Seasideが2枚目となるE.P.「永遠に還る」をリリース。前回リリースされた「Kamitsure」にも収録されている「春を飲む」はリミックスされてリード曲で収録。さらにフルアルバム「Kodoku」にも収録されていた「青が消す」はついにフルver.として再収録。他2曲の新曲を含む4曲入りのE.P.となっている。
アーティスト情報
Ruby Seaside
古都奈良発。Vo.&Gt.カイルが書き出す真っ直ぐな歌詞を 不安定なコード感や、変拍子による3ピースのバンドアレンジで 表現するギターロック・オルタナティブロックバンド。 「心の死と再生」を表現の中心とし、 人々の葛藤やジレンマなど、思い悩む心をぶち破る攻撃的楽曲から 時に寄り添い合えるような楽曲をも武器としている。
Ruby Seasideの他のリリース